妄想族 愛と同じだけの淋しさ・・・・
愛する人から愛されたい

それが一番の願いであるはずなのに

私たちは何故そこに本当の

安らぎを求められなくなるのでしょうか

たとえ、最初は安らぎを感じたとしても

十分に味わい尽くさないうちに

次の感情が生まれマっする

それは、失うことへの恐れ

そして知らず知らずのうちに心に降り積もる

まるで愛された代償のように

安らぎを捕まえようとしマっする

喜びも
不安も
恐れも
すべてが恋の一部ですよ

愛するがゆえに淋しさがつのる時

それはもしかしたら

恋をしているんですよ

生きていることを感じられる時間なのかもしれません

幸せな淋しさなのかもしれません

もしかしたら至福の淋しさなのかもしれないと

恋が遠く過ぎ去った頃になってわかるものかもね

そんなふうに考えたなら

何となく心がほんわりとしませんか

喜びと同じくらいの

淋しさがもたらしてくれるもの

それは

誰かを愛することの

豊かさのひとつかもしれないね


