妄想族 力をもつことを恐れない プチ心理学
ときとして、人は「力をもつこと」を

恐れれるあまり、あえて無力のままでいることがありマっする

そういう態度の奥にひそむ心理をさぐれば

アナタが力をつけて前進するのを

さまたげているものが見えてくるでしょう

そこで重要なポイントはね

「望みをかなえたい」と口でいいつつも

実際にはそうなることを恐れている自分がいる

ということです

望みがすべてかなう、いいことが起こる、
幸せがいっぱい、健康がいっぱい、お金がいっぱい、
愛がいっぱいというのは

不安なことでもあるんだよ

何故って

「自分の手にあまる」からですよ

望むものがすべて手に入ったりしたら

その豊かさや力を乱用するかもしれない

自制心がきかなくなってしまうかもしれない

浪費しまくるかもしれない

社会に対する責任などどうでもよくなって

したい放題のことをしてしまうかもしれない・・・・
つまりね

本当にそうなった時の自分に対して

自信がもてないことが、そうした不安の原因の一因でしょう

また、「自分は成功するに値しない」
と思いこんでいたり、「あまりに多くの喜びや、
楽しみを得ることは道徳的でない」
「精神性がなくなってしまう」などと考えることも

自分をおさえる要因のひとつとなっているのかもしれないね

ここで一つ、「力」について、はっきりさせましょう

私たちはこれまで、権力や財力を乱用する人たちの

醜い腐敗や堕落をさんざん見せつけられ

すでにもう十分うんざりしていマっする

けれども、力はそれ自体、善でも悪でもあ~りません

それをどのように使うかが問題なのです

力は、乱用したり悪用したりすれば

「悪」になり

建設的な使い方をすれば「善」となりマっする

それはお金も同じことですよ

そこで大切なのは、アナタは自分をどう思っているかということです

「力を得たら自制がきかなくなるのではないか」
と思っていれば、きっとそのとおりになるでしょう

また、自分や他の人間たちは、
「何かに値する存在ではない」
と思っていれば、やはりそうなるのです

今ははっきりと「自分の人生は何かに値する」
と信じて下さい

「人間は基本的には善なのだ」
ということも信じて下さいね

自分を本来の姿ではないものにしている

もろもろのことから解放してあげれば

アナタは自然によくなっていきますよ

そのためには、自分に対する考え方の

あやまりに気づき

他人に貼られた「レッテル」で自分を判断せず

今の自分は過去の自分ではないと自覚することですよ


