人からの誘いを断れないのは何故？ （私は身体より仕事を選んだ）

人間は誰しも優柔不断な気持ちを抱えているもんです

というより、そもそも人間というのは優柔不断な生き物なんですよ

例えばね

車の運転をする人はわかると思いますが

ハンドルには「遊び」がありマっする

車が止まっているときにはハンドルを5センチほど切ってもタイヤには影響ありませんよね

しか～し

走行中にハンドルを5センチ切ると車は大きくカーブするでしょう

友達からの誘いを断れないのは止まっている車のハンドルのようなもので

気持ちに遊びがあるからだと思って下さい

もし必死に何かをしているときに誘われたなら

きっと5センチの余裕もなくて断っているはずだよ

アナタの気持ちが止まっているから受け入れられたのです

人からの誘いを断れないのはたぶんそのとき必死になるものや

受け入れられないくらいの忙しさや他の人との約束などがなかったということです

でも、本当に大切な用事があったのに

大切な友達だから断れなかったという人もいるかもしれません

それならそれでいいんです

アナタの気持ちの許容量がそのときいつもより大きかったんです

いつもより余裕があったんです

人間は限界ギリギリのところにいても息をする余裕や

ため息をつく暇やさらには他人と自分を比べてしまう

「間」を持っているんですよ

脇目もふらず仕事をしている人が、「忙しくて息つく暇もない」

などと言いますが実際はそんなことはあり得ないでしょう

大丈夫です

最悪の状態にあっても息つく暇も他人を見る時間もあるんです

それが人間の遊びの部分だと思いマっする

友達の誘いを断れなかったと嘆くのではなく

誘いに乗った自分の余裕をほめてあげて下さい

余裕がなくてガチガチのゴリゴリの日々なんて本当につまらないですよ

自分の大切な時間を誰かのために費やすのはとても素晴らしいことですよ

断れなかったのはアナタに

「素敵な優柔不断」があったからだと思って下さいね