本当は、先週の土曜日、夏の最後の思い出に花火大会に一緒に
行く予定だった私とめがねくん。
「なるべく調節する」
って言葉を信じてたけど、やっぱり私と彼との間には
彼の仕事が立ちふさがるわけで
「本当にいつも肝心な時にごめんね・・・・」って彼のお詫びメール
とともに私の夏が終わった
「一緒にいければいいなって思ってただけだから
気にしないでね」
なんて、いじけ虫の心を押し込めてメールをする私。
いじけ虫を押し込めるのもこの頃得意になってきたかも
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そんなこんなで昨日は2週間ぶりのめがねくんとのデートでした
いつも引っ付き虫のめがねくんなのに、昨日はいつもにまして
引っ付き虫で、なんだか様子が変だった。
「めがねくんの中に磁石でも入ってるの?
それで私に引き寄せられちゃうの?」
そんなことを言う私を、ちらっと横目でにらんで
またまたさらに引っ付き虫に。
あんまり様子が変だから、ちょっと心配になって顔を覗き込んでみた。
「・・・・・・ごめんね」
めがねくんがぽつりとつぶやいた。
「花火いけなくてごめんね。ほんとはむちゃくちゃ楽しみに
してたんでしょ?asutaちゃんばかり我慢させてて辛い」
私の頭をぐちゃぐちゃなでながら彼はつぶやいた。
「辛いなんて思わないで。また来年連れて行ってね。
来年が駄目なら再来年連れて行ってね早く来年来ないかな~」
彼の頭をいつも彼が私にしてくれるようにぽんぽんって
なでてあげた。なんだか男の人ってカワイイね。
なんて思ったりして。
「もういいかげん嫌われるかもっておもってた」
なんてつぶやくめがねくん。
残念ながらまだ嫌いになってあげません。覚悟してね。
「そうそう!今度付き合ってほしいんだけど」
「?」
「冬物のスーツが無くて、買いに行こうと思ってて選んでほしいな」
「!!!!!」
す、、、、スーーーーツ!!
もう考えるだけでふらふらくらくらするんですけど!
「柱の影から見ててもいい?」
なんていう私に「なんで?」って聞くめがねくん。
だって、たぶん、きっと私壊れちゃう!
大好きなスーツを身にまとった、大好きなめがねくんが
私の前に立ったとき、想像するだけで
柱の影から写メ撮りたい!
後ろから抱きつきたい!
ちゅーしたい!
なんて変態な私を隠すことは出来るでしょうか!?
ああ神様、私をお試しなのですか?
嬉しすぎて死にそう・・・・
スーツ大好きasutaにも春が来そうです!