お越し下さりありがとうございました。
今週は仕事上で期待していたほどの進展が無かったので、悶々とし、例によって自転車の逃避行・・・あ、いや、自転車でプチ遠出をし、気分転換して帰ってきましたら、某TV局様より取材の打診メールが届いておりました…!
まだ下取材の段階で、実際に取り上げられるかどうかは未定ですが、頑張ってプレゼンして来ようと思います!
さて今回は開発の、「NDA」についてです。(ちょっと予告と内容が変わりました。)
考案を気に入ってくれた会社が見つかりましたので、具体的にお話を進めていくにあたり、NDA ・・・ Non-Disclosure Agreement ・・・ 秘密保持契約を結ぼう、という事になりました。
この場合のNDAは、要は世間様に発表するまでは秘密にしておいてね、勝手に発表しちゃったり、勝手に開発・商品化したりしちゃいけないよ、といった、双方間の約束事を書いた契約書です。
何度か触れていますが、自分は家電業界の出身で、広報関連の仕事にも接していましたので、NDAはものすごく日常的な契約書でした。
広報では新商品の発表会を行うとき、取材に集まってくれた記者さん達が座る席のテーブル上にNDAをもれなく並べておいて、発表が始まる前に記者さんに一筆書いていただき、回収したところで発表会の始まりとなります。
これはもう、大学の授業などで、出席票を回収するような程度の重みといいますか、軽々しさといいますか、回収する方の感覚としては、領収書を発行してもらって回収している、位の気軽さで扱っておりました。
ちなみに発表会の際のNDAの役割としては、発表会で公開される新商品などには「情報解禁日/時間」が設定されていて、それをフライングして抜け駆けで報道するのはやめてね、という内容を取り交わします。
なので先方から「NDAを結びましょう」と言われ、「いいですよ。雛形を調べてすぐお作りします」と返した自分は、長くとも1週間もあれば完了、という感覚で考えておりました。
ところが製袋業界ではこの30年来、ほとんど目立った新商品など無かった世界です。
その会社の方にとってNDAは、もしかすると入社以来初めてとか、ほんの数回みたいな頻度だったのかも知れませんが、とにかく慎重に事細やかに、一言一句をチェックされるのです。
チェックが入り、変更要望をいただいては、当方サイドにて弁護士の先生に相談して回答をお戻しし、またそれに対して修正のご要望をいただく、といった感じで、延々とやりとりが続きます。
結局終わってみれば、A4で3ページちょっとのNDAが完成するまで、何と4ヶ月弱の時間がかかってしまいました。
単純に広報のNDAと商品開発のNDAを横並びに比較するべきではないのかも知れませんが、「所変われば、世界が変わる」という感じです。
大変勉強になりました・・・。
皆様はNDAを作る機会などございますか…?
今回はこの辺で。次回の開発は「弁護士事務所を訪れる」か、「メーカーか?ライセンサーか?」のどちらかの予定です。
宜しかったらまた、覗きに来て下さい。