昨夜も考えが止まらず、夜中の3時まで眠れない。

 

やめたいけれど、ASDについて調べる事を止められない。

 

いくつか心の支えになるブログをみつけて、読み漁る。

 

眠くなるまで泣きながら、読んだ。

 

眠くなくても目をつむる方がいい

読めば読むほど不安になるなら控える方がいい

そもそも夜中にスマホを使ってはいけない

 

全部、わかってる。

 

でも、不安で、怖くて、悲しくて、それを誰にも言えない私は、こうするしかないのです。

 

 

気づいたら眠っていたけど、眠りは浅く、地震で目覚める。

当たり前に気分の冴えない、朝を迎える。

 

でも、それも生きていく。

 

 

 

 

 

 

また今日も、考えるのをやめられない。

そして彼とはじめてあった時の事を思い出す。

 

 

 

都内のカフェで待ち合わせた。

 

お店は、彼が指定しました。

私もよく知って好きなお店であったし(駅ビルによく入っている)、初めて会う人とはお酒ではなくコーヒーを飲みたい派の私は、特に異論なく待ち合わせについて了承しました。

 

ケーキが有名なそのカフェは入店の為に女性客が列をなしていた。

平日の夕方前だから、とは思ったが、人気店は甘く見てはいけない。

 

これは、お店を変えた方がいいな。

そう思いましたが、先についた私はとりあえず列に並びました。

 

彼は少し遅れてやってきました。

はじめましての挨拶もそこそこに、「結構、並んでいるけど別のお店いきますか?」

そう、私は聞いてみました。

 

彼の答えは、「ノー」

 

時間があるし、並んでも大丈夫。

そう言っていた気がします、記憶が少し薄れていますが。

ただ、私に対して「どうしたい?」と聞いてくるような返事ではなかったです。

 

今思えば、この時点で私は直感的に「変わった人」と彼を印象付けたと思います。

でも、それは決して悪い意味ではなかったです。

 

私は、それに対して素直で迷いのない性格なのだと

無意識ながらポジティブに受け取ったと思います。

 

言うまでもありませんが、ASDの特徴でもある「急な予定変更に弱い」

これが作用して、拒否した可能性もあるのではないかと推測されます。

 

 

 

職業柄、その日、大きめのリュックをしょっていた私。

彼はそれを見て、「サンドバッグみたいだね」と言ってきました。

 

(笑)

 

今考えれば、最初から彼はその片鱗を見せつけてくれていました。

 

もちろん、その時は初対面の私を和ませる、ユーモアで言っているんだと思いました。

 

だから私も笑って、

「面白いこと言うね、大切なものが入っているから殴らないでね」と返しました。

 

そして彼はそのあと、自分が空手をやっていた話をはじめ、素振り?を披露したのです。

 

その時、周りの目があって恥ずかしい!とは思いませんでした。

「面白い人だな」と受け取った、当時の自分の気持ち。

 

思い出し、すごく切なくなります。

というか、思い出しながら泣いている私はやはり少し休むべきだと思いながら

こうしてブログにすることで気持ちを整理しています。

 

 

(これを読んでくださる方がいるかもしれないだけで救いになります、本当にありがとうございます)

 

 

ケーキを食べているときの彼は本当に無邪気でした。

そして、自分の好きな話をしまくっていたのです。

 

家電の話、健康の話、ゲームの話。

 

私は、もともと初対面の人に自分をさらけ出すのは得意じゃないので(人見知りともいう)

彼の話を聞くのはさほど苦ではなかったのです。

 

しかも、ゲームは自分もとても好きなので、

「なんじゃこの人!」と思う程のものではなく

話を聞いている分には「話好きなんだな」くらいにしか思いませんでした。

 

ただ、2時間程話を聞いていれば疲れる瞬間もあり

多少相槌が鈍くなってきたせいか

突然ピタリと話をやめ、「全然、恋愛の話してないね」と急に言ってきました。

 

確かに。

(だって君がずっと好きなことについて話してたもんね)

 

悪い人じゃない事はわかるが、まだ自分の恋愛について語る気持ちにはなっていなかった私は、まず相手にしゃべらせることにした。

 

 

 

 

これを先に書くべきだったが、

彼とは、マッチングアプリを介して知り合った。

 

私は、正直出会いがないと言い訳をして、今まで怠惰に過ごしてた。

マッチングアプリに登録しては絶望する、を年単位で繰り返してもいた。

 

そんな調子だから、色々億劫だった半面、

変に期待せず、いい出会いがあればラッキーくらいの気持ちだった。

 

それまでは婚活中毒女的な思考だったこともあるので

20代前半はそれなりに私もお転婆に過ごしていた。

 

曲がりなりにも、私は成長していた。

彼はイケメンだったが、どこか私は冷静だったように思う。

今にして思えば(本当にこの言葉で溢れる事ばかり)違和感を察知して、どこか盲目的になる事のないように、私自身でブレーキを踏んでいたに違いない。

 

 

 

 

当時の会話の内容に、話を戻す。

 

 

 

まず、今までにアプリを介して他の女性と会ったかどうかを聞いてみた。

 

どうやら2人会ったようだが、合わなかった様子。

 

1人は写真とはまるで別物だったらしい。

正直ですね。でも、これは実際にあるのでデリカシーなさすぎ!とはならなかった。

マッチングアプリでは、あるあるでしょ。

 

2人目は話がまるで合わなかったらしい。

なんでも女性は海外旅行好きで、今までに行った外国の話をしたがったようだ。

でも、彼は外国には興味がないらしい。

1度だけ、モンゴル(渋い)に行ったことがあるらしいが特に感動はなく、それほど思い出もないと言っていた。

 

今思えば、これも不思議な話である。

 

旅行に行ったの?それとも仕事?と聞いてみたが、よくわからない返事だった。

 

私は海外命!ではないが旅行は好きで、

このご時世の前は年に1度はどこかしらへ行くような海外への好奇心は持っている。

 

旅行がそんなに好きでなさそうに見える彼に

ほんの少しだけ寂しさを感じたのを、今も覚えている。

 

そして今思えばどこまでも彼のペースだったのだが

私の話になると思いきや、いつしか話は彼の家族の話に。

 

家族構成、ご両親や兄弟の事をなんのためらいもなく、話す。

それ聞いていいのかな?という、結構ナイーブなお話も。

ご家族の関係は良さそうだが、少しだけ心配事がある状況だった。

 

こんな事を初対面で話すんだから、どうやら私は心を開いてもらえているんだと感じた。

 

そして、ここから先は今思っても「謎」が多い。

 

 

 

いつしか再び恋愛の話に戻り、突如として以前付き合っていた彼女の話に。

 

彼曰く、結婚の話まで出ていたが彼女の4股が発覚し、関係が終わったらしい。

明るく言うが、さすがに人間不信になった、とも付け足すように言っていた。

 

普通に考えて、4股もするような女性はかなり「難あり」、だ。

 

つらい過去があって、今まで縁に恵まれなかったのかな?と少し同情した。

実際、「つらい事があったんだね」と相槌を打ちながら聞いていた。

 

でも、問題はそのあとの話。

 

その頃の自分は本当に辛く、親戚にお金のトラブルまで重なった、と彼は言うのだ。

 

お金のトラブル、だなんて穏やかな話ではない。

 

 

なんでも、893の所へお金を返しに行ったことがあるのだと。

 

さすがにこれには私も「?!」となり…

この人(の親族含め)は関わっていいのだろうか?と不安になりました。

 

今は解決したから大丈夫だけど、あの時は本当に大変だった、と。

 

ずいぶん波乱万丈な人だな。そう思いました。

 

私、彼の事を疑いたくないです。

 

でも、自分は結構おめでたい平和ボケした人間で、海外でボッタクラレかける経験もあるくらいなんです。

 

「おや?」と思っても、潜在的に人を信じたくなって、目を覆ってしまう。

 

今思えば、彼は、かなり飛躍した話をしていました。

 

嘘ではないかもしれません。もちろん。

でもね、あまりにも話がぶっ飛んでいたんですよね。

 

今思うと、彼は私に対して精一杯カッコつけたり、強い自分をアピールしていたのかも。

そう思うと、かわいいと思う気持ちも僅かありますが

とにかく、なんだか、切ないんです。大人なのに、あまりにピュアな少年すぎるから。

 

百歩譲って893が本当の話だったとします。

でも、それを初対面の女性に話したら多くの場合、相手に与えるのは「不安」ですよね。

 

私は、彼に気に入られた。

 

でも、それは女性的魅力というよりも

「話を黙って聞いてくれる、包み込んでくれる」ような、

母性や包容力と言えば聞こえはいいが

紛れもなく、私の「未熟さ」であり「弱さ」が彼にうまくハマっただけとも言える。

 

それも含めて、彼の中では私を「好きだ」と感じてくれた。

それも事実。

 

彼の世界にある私に対する好意には、嘘偽りはないでしょう。

 

でも、それは定型発達の世界から見れば、愛に似た「依存」とも見えることもまた事実なのです。

 

 

 

この悲しい現実。全ては自分の選択です。

 

もうここまでくれば、決めつけはよくないという戒めは無用。

彼が「宇宙人」なのは、明らかです。

 

そして、それは「悪」でもなく、天からの授かりもので彼の個性に過ぎない。

 

でも、それを受け入れて丸ごと愛するには、私はあまりにも未熟で弱い。

 

 

答えは、決まっています。

 

 

このまま、連絡が無く自然消滅したい気持ちもあるのが正直な話。

 

でも、きっとそうはならないでしょう。

 

そう楽観視できないほどには、私はASDを知りました。

 

恐らく、数か月単位だったとしても何かしらアクションがあると思います。

 

その時までに、私は心決め、どのようにして伝えるかを決断しなければなりません。

 

 

 

私は、これからの彼との未来は、想像できない。

彼を、見捨てるようで後ろめたく、自分に絶望しそうだが、それでも自分を守るためには彼とは別れなければいけません。

 

他人の心配をしている場合ではない。

相手基準で人生を決めるほど、私は強くなれない。

 

でも、同時に私は自分の中にある強さも信じています。

 

矛盾しているようですが、私は私を信じています。

 

もし、彼に対して誠実であろうとするなら、自分で考え抜き、自分だけで決断し、嘘偽りなく生きる事。

 

純粋に彼が私を思ってくれるなら、自分と別れる事が私の幸せだとわかってもらえれば、きっと2人とも前を向いていけると思います。

 

これも、私の自分勝手な考えです。

 

それでも、生きていかないといけません。