夜遅くまでやっている店であったこともあり、バイトが終わってから


みんなで食事に行ったり、遊びに行ったりすることが多いところだった。


学生だった私は時間にはとても余裕があり、みんなで朝方まで遊ぶ日々が続いた。


もちろんその中にはりさも一緒だった。


会った当初あんなに苦手意識をしていたのに、実際話しをしてみると


結構普通の子で、いつの間にか彼女に対する壁は消えていった。


そしてこの頃からりさをもっと自分の方に引っ張り込んでみたい、


そういう気持ちが芽生えてきていた。