個人の不動産投資熱が高まっている。背景にあるのは将来の生活不安。
政権交代した2013年の年明けから巷では言われる「景気の上向き」実感がハテナ?の庶民。
そんな一般サラリーマンでも手が届く投資対象として、昨年から中古ワンルームマンションに注目が集まっているそう。
それを検証した記事をご紹介します。
◆購入者の年齢は?
従来同様40代がボリューム層であることには変わりないが、最近は20代や30代の若年層が目立ってきている。
◆動機は?
『将来不安』がまず挙がってくる。
これから先の見通しがつきにくい収入、年金不安から、給料以外にもう一つの収入源を確保しておこうと考える若い世代が増えている。
◆将来の備えとして若年層が「中古マンション投資」を選ぶ理由は?
一つは利回りの高さ。<日本財託調べ>
・東京23区の駅から徒歩10分以内
・平均価格1300万~1400万円
⇒利回り 4.5~5.5%
「株式などの他の金融商品と比較し、その中で長期安定的な投資先として中古マンションが選ばれている。」
加えて、バブル期を経験していないので不動産投資そのものへの恐怖や抵抗感が少ないのが特徴。
更に、若者や女性にも投資用ローンを貸し出す金融機関が増えてきていることも投資ブームを後押ししている。
◆投資熱の高まりとともに、物件価格は?
2012年と比べ仕入れ価格は10~15%ほど上がっている。<先出社調べ>
◆首都圏中古マンションの売出件数は?
2013年は過去最高。
「アベノミクス効果で、不動産市況が改善し、更に上昇し始めるのではという期待が高まりプレーヤーが増えたこと、そして入居者ニーズにマッチした築浅の物件が市場に出てきたなど、さまざまなタイミングが合った」〈グラフとも東京カンテイ調べ〉
新築マンションと比べて割安感のある価格と利回りの高さが投資対象として支持されている。
◆今後の市場規模は?
不動産価格が上昇すれば売り控えも出てくるから、際限なく伸びていくとはみれない。
中古ファミリー物件では既にそうした傾向が出ており、ワンルームでもその兆しあり。
自立を目指す投資のタイミングは徐々に難しい局面を迎えることになりそうです。
(住宅新報平成26年1月7日号抜粋)
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