今日は『防災アドバイス』をお送りします。
今日のポイントは
■ドアの外や階段の前はあえてデッドスペースを作って避難経路にする!
廊下や階段の手前に何気なく物を置いてしまったり、装飾用の置物があったり棚があったりするお宅も少なくないですよね。
まさにウチがそうです(汗笑)
普段は空いているスペースはつい何かを置いてしまいがちです。
しかし、地震で廊下に置いてあったものが倒れてドアをふさいでしまい、逃げ出せなくなる。
あるいは逃げようとしたときに階段をふさいでしまう、ということは十分にありえます!
ドアや階段のそばには大きな家具や物は置かないようにしましょう。
普段はデッドスペースになってしまいますが、それだけの価値はある空間なのです!!
特にマンションのような避難経路が限られたところでは、ひとつの避難路がふさがれてしまうと危険度が一気に上昇します。
また、ドアは一般的に『開き戸よりも引き違い戸のほうが、地震の時に安心。』と言われています。
押し開きのドアでは外側で物が倒れると物がふさいで押し開くことができなくなりますが、引き違い戸ではそれは起きにくくなります。
もし家の中の構造上あるいは生活の都合で、階段やドアの近くに大きめの家具などを置かなければならないのであれば、ドアは引き違い戸にしたほうがよいでしょう。
できないのであれば、物は置かない。
それも無理!という方は、せめて背の高い家具などを置くのは避け、倒れてもドアをふさぐことがないよう転倒防止装置を付けておくようにしてください。
ちなみに私の家では本棚や大きな衣裳箪笥はかぎ釘を打ちつけて転倒防止をしています。
はじめはえ!?穴開けちゃうの???と戸惑いましたが、いざ釘を打ったら安心感が全然違います。
でも穴をあけても納得できる家具とそうでない家具と別れますので、家族でしっかり相談し合ってからにしてくださいね。私の実家では、了承なく釘を打った父に母が激怒していました(笑)
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