こんにちは、昨日に引き続き「現代の若者」の考え方にフィーチャーした実態調査をご報告します。
住宅市場をめぐる様々な動きの中で「若い第一次取得世代の購入意欲が淡泊だ」と言われています。
<週刊ダイヤモンド別冊2012/5/19号より>
定義用語の解説
≪バブル後世代≫=バブル崩壊後に育ち、景気の上昇局面を一度も経験してこなかった世代。男性はイクメン世代とも。
≪バブル期≫=1886年12月から1991年2月までの4年3か月(51か月)間をさすのが通説となっている。絶頂期は1989年ごろ。
≪団塊ジュニア世代≫=1971年から1974年までの第二次ベビーブームに生まれた世代。現在の38~41歳。

図2-1 ㊧団塊ジュニア世代 ⇒ ㊨バブル後世代 の嗜好の違い
『バブル後世代』の特徴
・ペットボトルの水を買い置きする。
・新車は欲しくないが30万円する高級自転車を買ったりする。
・外でグルメ三昧しなくても高級食材をネット通販で買う。
ここから見える!バブル後世代に向けた住宅企画

・重いペットボトルの水や通販で買った食料品のストックをうまく収納できる場所はあるか?
・高級自転車を雨ざらしに外に置くわけにいかないのでどこにしまう?
・「家飲み」や「ホームパーティー」が大好き。友達を読んでBBQをするスペースが欲しい。
・節電重視なのでLED・間接照明が重要。
図2-2【イクメン世代はコミュニケーション重視】もみてほしい。父親と母親で回答に明確な差があるのだ!

イクメン世代父親の支持する特徴
・まわりに自然が多い。
・まわりに子供が多い。
・落ち着いた場所で公園・図書館が近い。
⇒住民同士の交流を重要視している傾向がある。

母親の支持する特徴
・勤務地に近い。
・アクセスがよい。
・まわりに商店が多い。
⇒共働きが当たり前になった社会の流れが顕著に表れている。
いかに自分に合った個性的な住宅を選んでいくか!が購入のきっかけになりそうです。
参考になれば幸いです、お読みいただきありがとうございました。
あすなろの杜ワークス
住まい
のローンクリニック
ホームページはこちら
