目で見る【現地調査のポイント~室外編~】です。
ヒビ、室内の見学を終えたらぐるっと外周もチェックしましょう。現地調査のポイントは最終回です。
⑪給水ポンプや浄化槽のブロアーポンプ(空気を送る装置)など機械類に異音はないか。
マンションの場合パイプスペース(間取り図面に『PS』と記されていることが多い。)はどこか?
そのすぐ横に居室があったりすると、静かになった夜など排水音が気になる!というケースがあります。
⑫汚水桝(家屋内の汚水を集めて下水管へ流下させる枡)の状態はきれいか。
⑬水が漏れた跡はないか。
⑭水道管のサビ対策がなされているか。
下記だと錆び対策あり◎です。
・L字部分の継ぎ手色が「青」 コア継手
・バルブのハンドル部分の色が「緑・紺・赤色」 コア付ゲートバブル
※赤水とは・・・水道管内部や継手 の腐食 により錆 が水内に溶け出す現象。 亜鉛めっき鋼管を使用した建物に多い。
残念ながら、コア継手などで錆び対策をしていても錆びてしまうのが実情だそうです。
ファイバースコープ調査などで水道管内の劣化調査をする必要性は多々ありだそう!マンションなら管理組合に聞いてみましょう。設置後約20年で錆びこぶがたくさん発見された!という報告もあります。怖い!
調査を今すぐは無理だわ~という方は浄水器をつけるというのも得策だと思います。
物件調査チェックポイント、読んでくださりありがとうございます!少しでもお役にたてれば幸いです。
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