目で見る【現地調査のポイント~室内・後編~】です。
⑦すべての稼働部位(扉・スイッチ類)がスムーズに動くか
⑧エアコンなどの設備を作動させて動くか
⑨コンセントの数&電力Wをチェック
あり。
コンセントの穴をのちに増やすのは手間かつ有資格者による工事(有料)なので、家電大好きな方はあらかじめチェックしましょう!
⑩アスベストの使用実態はないか?
あり。
押入れの上部など、天井裏から確認しましょう。
アスベストとは…
石綿の繊維1本の細さは大体髪の毛の5,000分の1程度の細さである。耐久性、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性などの特性に非常に優れ安価であるため、「奇跡の鉱物」として重宝され、建設資材、電気製品、自動車、家庭用品等、様々な用途に広く使用されてきた。しかし、空中に飛散した石綿繊維を長期間大量に吸入すると肺癌 や中皮腫 の誘因となることが指摘されるようになった。(wikiより)
宅地建物取引業法
第35条に基づく重要事項説明においては、当該建物について、石綿の使用の有無の調査の記録がされているときは、その内容が説明事項に定められています。
吹き付けアスベストを使用していた期間…1956~1975年ごろまで
※1975年9月に吹き付けアスベストの使用が禁止されました。
(上記が原則禁止以降に使用された石綿を混ぜた)
吹き付けロックウールを使用していた時期…~1988年ごろまで
吹き付けロックウールとは…ロックウール粒状綿を主原料とし、セメントを硬化材として、専用の吹付け機を用いて鉄骨などの下地に吹付ける不燃製品。
※現在、建造物用途のアスベスト製品は製造されていません。
※2004年に石綿を1%以上、2006年には石綿を0.1%以上含む製品の出荷が原則禁止されています。
中古物件を購入予定で、上記の年代にあたる建築物の場合はしっかり確認しましょう。
次回は目で見る【現地調査のポイント~建物の外側編~】最終回です。
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