今日の報告はボリュームあります!「所得税」に関することは身近なことなので読んでみてくださいねへッへッへ


バリアフリー改修工事をした場合の所得税額の特別控除


 一定の居住者が、居住用の家屋に一定のバリアフリー改修工事等を行った場合、

 「税額控除額の計算の基礎となるバリアフリー改修費用の額は、交付を受けた補助金等の額を控除した後の金額とする」見直しがされました。


所得税額から控除できる上限額

 平成23年 20万円(工事費用200万円の10%)

 平成24年 15万円(   〃  150万円の10%)

・適用期間 平成24年12月31日まで(2年間延長されました。)


ポイントバリアフリー改修工事ひらめき電球主なリフォームの内容は・・・


◇手摺の取り付け
◇床の段差の解消
◇床材をすべり防止材に取替え
◇ドアから引き戸への変更
◇浴室の変更
◇便器を和風便器から洋風便器に取替え
 などが考えられます。

ケアマネージャーや環境福祉コーディネーターなどと相談の上で決めたいものですので平均費用はまちまちです。


省エネ改修工事をした場合の所得税額の特別控除


 一定の居住者が、居住用の家屋に一定の省エネ改修工事等を行った場合、

 「税額控除額の計算の基礎となる省エネ改修費用の額は、交付を受けた補助金等の額を控除した後の金額とする」見直しがされました。


所得税額から控除できる上限額

20万円(工事費用200万円の10%、従来通り。)

・適用期間 平成24年12月31日まで(2年間延長されました。)


ポイント省エネリフォームの平均費用は142万円ひらめき電球


「省エネリフォーム」は、どのぐらいの費用がかかるのでしょうか?


実際に「省エネリフォーム」を行った方々に実施したアンケート調査によると、平均費用は「142万円」という結果が出ています。ただし、全体に対する割合をみてみると、100万円未満の費用の方々が「59.6%」と過半数を占めていて、比較的、安価に省エネリフォーム工事を行っている方々が多いことが分かります。

「省エネリフォーム」工事は、大きく分けて下記の2種類です。

①「窓」部分を工事
②「床、壁、天井」へ断熱材を施工


このうち、比較的工期も短く安価なのが①の窓部分の工事です。

こうした工事を行った場合の試算によると、「リビング」や「寝室」といった、ふだん利用する時間が長い部屋だけを工事した場合、25~60万円という結果が出ています。





本参考「性能向上リフォームハンドブック 」p18

このハンドブックには工事にかかる時間(窓枠工事なら60分、長くても1日以内という短期間でできるようですにこまーく。)なども書いてあります。わかりやすいですよ。



耐震改修をした場合の所得税額の特別控除


 一定の居住者が、居住用の家屋に一定の耐震改修を行った場合、 「適用対象となる地域の要件を廃止交付を受けた補助金等の額を控除した後の金額とする」見直しがされました。


省エネ改修工事等に係る住宅ローン控除等における要件の緩和措置


 住宅ローンにより資金を借り入れた一定の居住者が、居住用の家屋に一定の省エネ改修工事等を行った場合、「住宅ローン控除の対象となる省エネ改修費用の額は、交付を受けた補助金等の額を控除した後の金額とする」見直しがされました。

・省エネ要件の緩和措置 平成24年12月31日まで(2年間延長されました。)


※ここに記載しているのは税制改正の報告です。控除適用にはそれぞれ要件がありますので詳細は必ずご確認ください。

seiあすなろの杜ワークスsei住まいのローンクリニックモバイル君ホームページはこちら