勉強の裏技 90「右の耳から左の耳へ」 | あすもりのブログ

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思いつくまま、気の向くまま。

 

 

人の話をしっかり聞かないことを「馬耳東風(ばじとうふう)」「馬の耳に念仏」などと言いますが、今は人の話をしっかり聞くことができない子がどんどん増えているように感じます。

 

例えば「これはとっても大切な単語だから、しっかり覚えようね」と教えた数分後に同じ単語の事を聞いても、まったく覚えていません。

 

これはある特定の子だけの話ではなく、何人もの中学生が「some」「leave」「like(~のような)」などの重要単語がいつまでも覚えられないのです。毎週聞いてもダメです。

 

一番疑問に思うのは、今の小学生の英語の授業で何度も発表したり覚えさせられる「want to ~」を覚えられない子が非常に多いという事です。あれほど小学校で覚えさせられたというのに…

 

これはいったいどういう現象なのでしょうか?

 

アメリカイギリスアメリカイギリスアメリカイギリスアメリカ

 

今の学校の英語教育は、できることできない子の格差が広がりすぎて、壊滅的な状況です。

 

日本人は英語力が足りないといわれ続けたためか、小・中学校でいきなりものすごい単語量を学習させることになりました。私は自分たちが昔教わったような日本人に合った英語の学習方法が一番だと思うのですが、そういった英語教育への批判から、とにかくたくさんの量をこなさせようとしています。学校の先生は、ていねいに文法を教えてあげる時間がありません。

 

わかる子はどんどん進むことができますが、わからない子はいつまでもわからないままです。

 

アメリカイギリスアメリカイギリスアメリカイギリスアメリカ

 

そういった状況が続くと、いったいどんなことが起こるのでしょうか? 「何もわからない」「もう英語は無理だ」

 

今の子達は、ネットやSNSが当たり前の時代に育っています。自分に興味がないことは、どんどんスルーする。自分が好きなものだけで時間を満たす。

 

そうした生活習慣なので、英語が苦手な子たちは「英語」というだけで、脳内スルーをしてしまうのではないでしょうか?

 

いくら「重要だよ」といっても、その言葉すら耳に入らない。「どうせがんばったって、どういう意味だか全くわからないんだから」打ちのめされた状態が長く続くと、何をしてもムダだとあきらめてしまう、そんな子たちがとても増えているように感じます。

 

アメリカイギリスアメリカイギリスアメリカイギリスアメリカ

 

どんなに逃げても、高校、大学、社会人になってからもずっと英語はついてきます。

 

遅れれば遅れるほど、学びなおさなくてはならないことは増えていきます。

 

大変な状況になる前に、少しでも早く事の重要性が心に響くといいなと思います。

 

 

 


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