ドラマ「デジタル・タトゥー」
過去にネットに書き込まれた事が、いつまでたっても消えずに残る事を「デジタル・タトゥー」と言う。
「タトゥー」は、刺青(いれずみ)の事。
今は若い子が気軽に「タトゥー」を入れるけれど、自分の体に傷をつけて彫(ほ)る刺青は簡単に取る事ができない。
ファッション感覚で軽くやってしまった後でものすごく後悔する人がいるんだと言っても、ちっとも聞く耳を持たない。
気軽にネットにあげた言葉や画像、動画が消えず、何年も苦しめられる。
気軽にネットにあげる人達には何のお咎(とが)めもないので、自分が他人を苦しめているという自覚がない。
普通に考えれば、「それって、ヤバいでしょ」と思うけれど、そう思わない人が多いからびっくりする。
人としてよろしくない事は大昔から変わらないのにネットだけ罰せられないという事は、デジタルの進化に社会が追いついていないんだろうね。
ま、そろそろ法律や制度が整ってくると思うけど。
ドラマ「3年A組-今からみなさんは、人質です-」で先生が命をかけてネットのひどさを訴えかけても、ドラマが終わるとすっかり忘れちゃう。
小学校でプログラミングが必修になったけれど、それより前にネットとのつきあい方をしっかり教えてあげなければいけないと思う。
技術の進歩がすさまじく早いので、大人が「ウチの子には、○○を絶対にさせない」といつまでもこだわっていると、許可した時の反動が思いもかけないほど強く現れてしまうかもしれない。
周りの子達がやっていたのに、自分だけできなかった。やっとできるようになったとたん、夢中になりすぎて中毒になってしまう…
ネットとのつきあい方がわからず、極端な行動に走ってしまう…
人として大事な事を、大人も子供も基礎から勉強していかないといけないね。
デジタル・タトゥー──インターネット誹謗中傷・風評被害事件ファイル 新品価格 |
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村