ネットとリアルは違います。 | あすもりのブログ

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今年のセンター試験で「やおい」が登場したので、ついでに最近のセンター試験の問題で話題となった「パクツイ」「クソリプ」についてもおさらい。

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「パクツイ」とは、パクリツイートの略。他人のツイート、文章、画像等を許可なく使用するのはダメだよね。著作権にも絡(から)んでくるし。

私は「教育」という使用目的で素晴らしいものをもっと手軽に紹介したいので、著作権との兼ね合い何とかならないものかな…とつねづね思っているんだけれど、他人の文章をあたかも自分の作品のようにネット上で公開することは人としてのマナーの問題。ネットだからって、何をしてもいい訳ないじゃん?

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「クソリプ」とは、クソみたいなリプライ(返信・応答)の略。自分がネット上に乗せた言葉に対して、「はい?」みたいな上から目線のお説教を送りつけてきたりとか。

上から目線でお説教したい人って、いつの時代もある一定の割合でいるもんだ。リアルでもネットでもね。

リアルの場合は相手と向き合って言葉をかける訳だから、その場の雰囲気とか相手の反応とか様々な要素が絡んでくるので上から目線もある程度制限を受ける。

だが相手が全く見えないネット。メールもLINEもツイッター、Facebook、ブログ…相手の反応お構いなしに、どんどん過剰になってしまいがちな媒体だ。

若い人達がネットがらみでいじめられ、大人達は「ネットなんて恐ろしい!」「ウチの子には絶対スマホなんて持たせません!」

でもさ、あまりにも周りがスマホ当たり前になってきたもんだから、あんなに拒否っていたのに遅れてネットの世界に足を踏み入れた大人達の中には、「何これ⁉」「無料でこんなに使えるの⁉」 まるで新しいおもちゃを手に入れたように、夢中になっちゃう人達もいるよね。

若い人達はいじめられもするけれど、そういういろんな荒波にもまれてネットのリテラシーを学んでいく。

だけど遅れてやってきた大人たちはネットでいじめられもしないし、自分の書き込みに対して誰にも注意されない。だからやりたい放題。

偉そうにお説教して陰で「クソリプ」と言われていることにも気づかないし、自分の言葉がネットの世界ではどういう意味を持つのかにも無自覚だ。

だから私は常々、いくつになってもいろいろなことを学ぶことをおすすめしているのだが、年を重ねて自分の生き方に絶対的な自信を持っている人達には、この言葉は1mmも響かない。

結局「自分さえよければ、それでよい」状態になっていることに、ぜひ気がついてほしいと思うのだけれど。

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