先日、夫が録画していたので

「風よあらしよ」

という、NHKのドラマを観ました。


大正時代の婦人解放運動家の

伊藤野枝と言う人物のお話でした。


私は、ながら観だったので

ところどころしか観ていなかったのですが

あまりにも衝撃のラストでした。。



私は、なぜ今このタイミングで、

NHKがこのドラマを放送したんだろう

ってことが気になりました。


考えるほどに、このドラマの内容は

過去のことでないような気がして

心がざわざわしました。


うまく言えないのですが。

不安が心の中を渦巻きます。


コスモポリタンの記事


今の世ではこういう考え方ですっていう人も

いるけど、言える世の中だから言えるのであって

大正時代では、ほんとうにとんでもないことだったのだろうなぁ。

気弱な私は、ハラハラしてしまう。



同じシリーズの

最終回は「与謝野晶子」です。


私の考え方は、

与謝野晶子とちょっと似てると思いました。


私は結婚する時、

夫に守ってもらいたいけど

私も夫を守ろうとも思っていました。


夫が出社できなくなった時

私が稼がなくちゃと思えたのは

そういう気構えがあったからだと思うんです。


世の中には男女がいて

それにはちゃんと意味があると思うんです。

どちらが偉いとかではなく

向き不向きがあると思うんです。


ジェンダー平等はとてもとても大事ですが、

性差と、差別は分けて考えなくちゃ

性差と個人差もごっちゃになりやすい

と、思うんです。



とはいえ、いろいろと難しいよね。

頭デッカチでは何も変わらないから。

たくさんの人の犠牲によって

今の自由はあるのだろうから。

自由を守っていかなくちゃ。

みんなで。


自由は勝ち取るものなんだ、みたいなことを

エスパー魔美のパパが言ってた。

子ども心に、ハッとしたのを覚えています。


風よあらしよ

本を読んでみようかな。。