実は、こわくて仕方がなかったことがある。

 



たくさん勉強をして、資格をとり、
病院に就職した。

勤めた後も勉強して。
資格をとった。
 


有資格者として、ここはビシッとスタッフに伝えなきゃ!という場面がでてきたのだけど。

 
ビシッと言う、というのがとてもこわかった。

もっと正確に言うと、当たり前にみんながやってることに対して、それは違うよ、と言うことがとてもこわかった。
 


薬剤師の分際で何をいう。
現場のことなんかこれっぽっちもわかってないくせに。
その根拠は?
などなどなど。

非難されそうなのが怖くて。
わたしのひとことで世界が悪いものに変わっていってしまうんではないか?という幻想もあって。

 
人と戦いたくない。
笑顔で済むなら何も言わずに引っ込んでいたい。
 
そんな消極的なわたしだった。
 
こわくてこわくて、やれるところまではやるんだけど、
あとはリーダーに任せて過ごしていた。
 
 
 
このときの、こわい、の感覚は、
まさにドラゴンヘッド双子座9ハウスによるものだったなあと推察する。

使命を越えようとするとき、怖さはやってくるらしい。

理想の状態を学んだあと、(テイル射手座)
それをどうやってみんなにわかりやすく、浸透させていくのか。(ヘッド双子座)
この専門家集団の中で。(ヘッド9ハウス)

わたしのチャレンジの場面だったんだなぁ。

そうこうしてるうちに、結婚妊娠転勤出産と生きるステージがどんどん変わってきた。
今も同じようなことは思うこともあるけど、前ほど強く感じない。

もっと別の分野で、ドラゴン軸を磨きたくなったんだと思う。
こわい、と思うことを無理してやらなくていい。を選べるようにもなった。

あの時の怖さは、今ならうまくできる、かな。

年月を経て、多少はパワーアップしたつもり。

次、同じような場面が来たら、今度こそ言ってみよう。