約500年も続いた王朝、李氏朝鮮時代。
韓国はこの時代よりも昔から、身分制度が整った国でした。
韓国時代劇では、そんな身分制度を服装から読み取ることが出来ます!
そこで今回、ありったけの韓国時代劇の画像やら私の記憶やらを集めました
ぜひ最後まで見てくださいな!
李氏朝鮮時代の身分制度はざっくりと、こんな感じ
両班と呼ばれる貴族のような身分の人々の上には王族があります!
もちろん、身分制度のトップにいるのは王様ですが、中には王様を操り朝廷を牛耳る者も
ちなみに、朝廷の重臣になれるのは9割方が両班のみです。中人などの中で優秀な人は選ばれる可能性がありますが、他の重臣から差別されたりも
身分制度の一番下、賤民は主に両班の使用人となったり、女児だと宮廷の女官になる事も!
ではここから、身分と服装がどうリンクするのかを見ていきましょう!
①賤民
「イニョプの道」より
1番下の身分と言えど、立派な屋敷に住んでいるとそれなりの服は着られるんですね
「ファン・ジニ」より
賤民の中にはただの民だけでなく、僧侶や妓生(芸妓)などの人も含んでいます。
特に、妓生は両班の人同士の会合などに居合わせたりしました。なので、賤民ではありましたが、身だしなみには気を付けたのでしょう!
②常民
「100日の郎君様」より
賤民よりかは地位が高いですが、服の色も質素ですね
賤民のように両班などに使われたりする事は無いですが、しゃしゃり出たりするのはダメなんですね。
③中人
「ヘチ王座への道」より
両班と常民の間の身分、中人。
主に両班のサポートのような事をする人です。
さらに、何かしらの技術を持っていた人が多かったようです。
「宮廷女官チャングムの誓い」より
韓国時代劇の中でとても有名なのが、チャングムの誓いに登場するチェ尚宮ですね!
④両班
「王女の男」より
上の写真のように、下級身分の人とは違ってカラフルな服を着ていますね。さらに、男性の場合はカッと呼ばれる帽子のようなものを被ります。
「太陽を抱く月」より
色鮮やかにしているのは、自分か両班だと示しているからです。
⑤王様
王様はやはり国の中で1番の人でしたから、豪華な服装ですねー!!
肩や胸にある金色のものは、それぞれ肩章、胸章と呼ぶそうです。
頭に被っている帽子もとても長いですね
⑥王妃
「太陽を抱く月」より
王妃の服装も王様同様、肩章と胸章がありますね!
肩章や胸章があるのは、王様と王妃、大妃(先王の王妃)などの地位が高い人だけのようです!
側室の中でも正一品(側室のなかでも1番地位が高い)だけはたまに着ています。
⑦側室
「トンイ」より
普通、側室は王妃よりも質素でなくてはなりません。なので、側室の中での身分に応じて色なども変わっていきます。
どちらにせよ、色鮮やかで可愛いですよね
⑧世子
「雲が描いた月明かり」より
世子とは、世継ぎの人の事です。
王様よりかは少し控え目な服装ですが、肩章や胸章は着いていますね!
また、帽子も王様と同様に長いですね
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いかがでしたか?
身分に応じて服装が変化するなんて、現代人からすれば変な感じですよね(笑)
ですが、これが分かれば少し韓国時代劇の見る目も変わるのではないでしょうか?
個人的には王妃の服装が上品で好きです
皆さんはどれが気になりましたか?
最後までお読み下さり、ありがとうございました!m(_ _)m