==============================

「占い処・占風鐸」の鑑定のご予約はこちらから


鑑定予約(カレンドリー) 画面へ飛びます

==============================

 

こんにちは

本日は紫微斗数の命盤における「宮位転換」について説明したいと思います。

 

宮位転換はどういうときに使うのかというと、

目的をもってある宮の象意を読むときに使います。

たとえば、

「親の健康をみる場合に財帛宮をつかって看る」といった感じです。

 

どういうことか説明していきます。

紫微斗数は12の宮で構成されているのはご存じのとおりで、宮の順番も決まっており命宮から始まり盤上右側へ、命宮→兄弟宮→夫妻宮→と画像のように配置されます。

 

シンプルにみて、命宮は自分を示し3番目の夫妻宮は配偶者を示すので、

命宮からみた夫妻宮は自分の配偶者のことを見る宮と考えます。

 

宮位転換はこの宮の並びをある宮から開始して命宮→兄弟宮→夫妻宮→と置き換えていくことです。

たとえば父母宮を起点とすると画像のようになります。緑色の宮が父母宮を起点=①とした宮の順番になります。

 


ここでたとえば夫妻宮をみると、その下の父母宮を起点に配置した宮(緑色)は子女宮になり、

水色:命宮(自分)にとって夫妻宮(配偶者)

緑色:父母宮(親)からみると子女宮(子ども) 

とみます。

 

親からみた子どもとは自分を含めた兄弟姉妹になるので、

夫妻宮で自分の兄弟姉妹をみることができます。

これが宮位転換です。

 

同じように考えると

白色:命宮からみた財帛宮

緑色:父母宮からみた疾厄宮(健康)となり、

財帛宮で親の健康をみる

 

白色:命宮からみた疾厄宮

緑色:父母宮からみた遷移宮(事故ケガ)となり、

疾厄宮で親の事故やケガをみる

 

白色:命宮からみた田宅宮

緑色:父母宮からみた福徳宮(精神)となり、

田宅宮で親の精神的な状態をみる

 

となります。

これらを合わせてみることで、親の病気やケガを読みとることができます(ただし条件はあります)。

 

どのようなときが注意の時(上の例だと親が病気する時期)かは、また別の機会に説明したいと思います。

 

父母宮だけでなく他の宮も同様に起点にして宮を転換をすることで、読み取り内容を変えることができます。

 

注意点は、目的をもってすることです。同じ宮でも宮位転換によりいろいろな見方ができるため目的を持たずに行うと混乱をしてしまいます。

 

今日はこのあたりで。

お読みいただきありがとうございました。

 

==============================

「占い処・占風鐸」の鑑定のご予約はこちらから


鑑定予約(カレンドリー) 別画面へ移ります

==============================