いくらでも出てくる財務省の「埋蔵金」

(日刊ゲンダイ2010/12/3)

年金の財源不足が解決
この国は、いくらでも埋蔵金が出てくる。
焦点だった基礎年金の国庫負担の財源不足2・5兆円。財務省は「財源が見つからない」「国庫負担分を現行の50%から36・5%に引き下げるしかない」と脅してきた。だが、何のことはない。鉄道・運輸機構の余剰金から1・2兆円、財政投融資特別会計の積立余剰金から1兆円、さらに政府が保有するNTT株の一部売却などで捻出することが決まった。民主党政権、やればできるのだ。
「余分な埋蔵金なんてない」が口グセの財務官僚にダマされ、民主党の特別会計改革はほとんど進んでいないが、ちょっと突っつけば、いくらでも財源は出てくる。シャキッとしなよ、蓮舫行政刷新大臣。




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