おばぁ「なんで帰るん?」
この言葉に私もおかんも返答に困りました・・・。
だって、私たちも「なんで帰るん?」って思ってるんですもの
あききち「この病院では痛み止めしか出来ひんねんて・・・。」
おばぁ「だって、おばぁ歩けんって言うてんのに」
『いや、うちらかて入院して欲しいんよ』
今からの介護地獄を考えると私たちこそが入院して欲しいと切望(熱望?)してました
あききち「ヤブ医者病院でどんな治療してるかわからんからこの病院では何も出来ひんねんて・・・。」
おばぁ「なんで」
あききち「あなた、お医者さんにも『痛いの楽になってきました』って言うたんやろ・・・」
そう・・・。
痛み止めを入れたから痛みがマシになった事を素直に医師に伝えたおばぁ・・・。
医師は点数の低いおばぁを放り出したいのでこれ幸いとそこにかこつけているのが見え見えでした・・・。
あききち「『なんで?』って言われてもな、何回も言うたよなヤブ医者病院に罹ってる時点で何も良いことあらへんでって・・・
」
あききち「ちゃんとした病院やったらな、電子カルテとかになってるから提携病院との連携も取れるけど、あんな辺鄙な病院で診てるって聞いたらそりゃ放り出したくもなるやろ」
ただでさえ97歳・・・。
受け入れてくれる病院なんて少ないんです・・・。
どこも看護師・介護士不足してるんだから、そこそこ自分の事を自分で出来る人をとりたいんです。
あききち「これがな、初っ端から主治医のいる総合病院に罹ってたらもしかしたら数日間検査入院出来たかもしれん・・・。」
あききち「でもな、この病院では検査さえしてもらえんって言うねんから仕方ないやろ・・・」
点滴室で話してたので看護師さんには聞こえてたでしょうが、こちらとしても事実を伝えてるだけなので気にしない事にしました。
おばぁ「入院・・・。」
あききち「出来ないの」
あききち「もう、何を言うてもこの病院では入院も治療もしてもらわれへんの」
あききち「お金払って帰らなあかんの」
おばぁ「」
納得しないおばぁでしたが、納得しなかろうが何だろうが連れて帰るしか道がないんです・・・。
そしてお会計に向かいました・・・。
『もしかしたらなんかの検査はされてたんかもしれん・・・。』
『それで結果が何も無かったから受け入れされへんかったんかもしれへん・・・。』
『国立病院なのにこんな放り出し方ないよな・・・。』
伝票でなんの処置をされたのか確認できるので、それだけが気になってたあきちゃんでした・・・。
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