おばぁは亡くした男の子をずっとずっと心の1番前に亡くした子を思い続けました・・・。

 

 

おかんはその間もずっとおばぁを見てたんです・・・。

 

 

可愛がってくれるのはおじぃ・・・。

 

 

そりゃおじぃ>おばぁになるのは仕方ない話です・・・。

 

 

そして次に生まれた女の子はまた産まれて間もなく亡くなります。

 

 

おばぁの心はここで完全に壊れたんだと思います。

 

 

だから自分至上主義。

自分が一番大切になってしまったんです・・・。

 

 

心を守るために・・・。

 

 

そんなおばぁを一番間近で見てたのはおかん・・・。

 

 

【おばぁはいつも私を見てくれない、私を見てくれる、大切にしてくれるのはおじぃ。】

 

 

⇧この図式になっても仕方ない・・・。

 

 

ここで完全におばぁvsおかんの図式が成立してしまったんですね・・・。

 

 

そして、ある日、おかんはおばぁに言われたんです

 

 

おばぁ「あんたはおじぃとばっかり仲良くして、おばぁはいつも仲間外れ、可愛いと想えなくても仕方ない。」

 

 

と・・・。

 

 

いつ言われたのかはわかりません。

でも、おかんの中で⇧を言われた事で決定的におばぁを嫌う事になりました・・・。

 

 

いつも自分を見てくれなかったおばぁ、可愛いと思えないって言うおばぁ・・・。

そりゃおかんがおばぁを嫌うのは仕方ない・・・。

 

 

それを知ってるからこそ、私もおかんに強くはおばぁの面倒をちゃんと見ろって言えないんですよね・・・。

 

 

そして、おばぁ、数年前におとんに迄言ったんです・・・。

 

 

おばぁ「私はおかんの事嫌いなんや。」

 

 

と・・・。

 

 

さすがのおとんもあきれ返る&おかんが気の毒になり、それ以上2人の関係をどうにかしようという気も無くなったようです・・・。

 

 

もう、本当に得も言われぬ思いしかないので、おかんがおばぁの面倒を適当にしか見なくても何にも言えない私とおとん・・・。

 

 

今後の介護の事になったとしても、おかんの介入はほぼ無い物と思って接しなければいけないと覚悟はしていたものの、思ったより急に来たカウンターパンチに倒れそうになるあききちさんとおとん・・・。

 

 

話は戻して、点滴が終わったおばぁを連れて帰ることになりました・・・。

 

 

おばぁ「なんで帰るん?」

 

 

朝からベッドから動けなかったおばぁ・・・。

ベッド周辺に置いてた物を飲んだり食べたりは出来たらしいですが、食卓があるのは別の部屋だったのでかなりひもじい・・・というより辛かったようで、以前は「死んでもええから入院なんてせぇへんムカムカ」って言ってたのにこの日は入院したがりました・・・。

 

 

 

 

 

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