今日、私の大好きな漫画家の先生、芦原妃名子先生が亡くなられました。

 

 

数日前、X(旧Twitter)でセクシー田中さんのドラマ化について、自分の心の内を語ってくれていた先生。

たまたま私もそのツイートを拝読してたのですが、芦原先生の無念とやるせなさがとても伝わる内容でした・・・。

 

 

ドラマ化にあたって、まだセクシー田中さんはエンディングを完全には決めていない作品であること、原作に忠実に作ることなどを条件に、制作局再度との話し合いをし、「世界観を大切にしてくれるなら」というような心でドラマ化をOKされた先生。

 

 

でも、蓋を開けると先生の伝えたい言葉、伝えたいシーンは削られまくり、意図しないドラマとして独り歩きして行ってしまって、何度も脚本家の方や制作サイドに要望を申し入れたもののついぞ聞かれることは無かったため、最終話にさしかかる段階で先生が自ら脚本に携わることになったそうです・・・。

 

 

漫画の締め切りにも追われ、本来だったらしなくていい脚本作業・・・。

どれだけ大変だったことでしょう・・・。

 

 

そして、脚本家の方のインスタ投稿を見て、先生の気持ちが爆発してしまったんですよね・・・。

わかります。

いや、わかるなんて簡単に言っていい言葉じゃないけれど、私もブログで言葉を綴っている人間として、そして特にヒーロー物語や未恋に関しては物語要素もあるので、伝えたい言葉伝えたい想いがどうすればより多くの方に理解していただけるのかを日夜悩みながら執筆していた身として、ほんのカケラだけしかわかってないかもしれないけど、芦原先生の気持ちが1万分の1くらいかもしれないけどわかる部分もある気がするんです・・・。

 

 

私は元々ある思い出に肉付けするだけだったにもかかわらず、精神力も削られ、時に誹謗中傷もされ、でも励ましてくださる読者の皆さんがいるから頑張ってこれました。

 

 

ただ、芦原先生は肉付けじゃなく、イチからストーリーを考え、伝えたい想いをどのように伝えるか試行錯誤し、やっとの思いで書き上げてきたストーリー・・・。

 

 

私なんかの非にならない位の葛藤や疲弊があっただろうと思います・・・。

 

 

私は原作(特に漫画が原作の物)のドラマ化がを見るのが苦手で、一応見てはみるものの、途中で挫折するのも多いんです。

作者が意図してない方向へ向かった瞬間に見るのをやめてしまいます。

 

 

今回のセクシー田中さんは2話まで見てやめました。

 

 

芦原先生に対するリスペクトが感じられなかったんです。

 

 

先生が伝えたい想いが私が思ってる事で正解だったのかはわからないけど、私が先生から受け取ったていた想いは、生きづらい人間関係の中でも、ひょんなことから分かり合える人が出てくる。

不器用な人間関係でも、不器用すぎて一周回って不器用なりに進んでいけるって感じのメッセージ性を感じてたんですが、恋愛要素を重視してそう言う不器用だけど藻掻きながら手を取りながら、たまに喧嘩しながら進んでいく人間関係がドラマには見えませんでした。

 

 

あかりと小西と進吾、田中さんと笙野さんと三好さん・・・。

それぞれの利己的な思いもあり、打算的な部分もあり、そんな複雑に絡む人間関係もコミカルに、でも芯をもって書いてらっしゃる芦原先生・・・。

※正確には書いていらっしゃったって過去形にしなきゃいけないんだろうけど、まだ出来ません・・・。

 

 

想いをXで吐き出して、意図しない方向に転がってしまって炎上し、自分を追い詰めてしまった先生・・・。

 

 

ふと呟いた一言が自分の意図した方向でない方に転がってしまう恐怖を感じました。

 

 

私もつい先日、Novelbright(ノーベルブライト)の竹中雄大さんのツキミソウが盗作された問題の時に過激な発言をしました。

 

 

これって読み手によって伝わり方が全然違うなと思ったのが、私が盗作した人に伝えたかったのは

 

 

さすがにオマージュとかいうレベルでもないムカムカ

 生み出す苦しみを感じることなく盗作して平気な顔する神経がわからないムカムカ

雄大さんとノーブラの皆さんが大切に育んできた音源をイタズラに垂れ流すなムカムカ

 

 

⇧はノーブラ(Novelbright)のツキミソウって曲をマンマパクッテる人が居たのよ。

それに対して雄大さんが怒りをあらわにしたんだけど、本当にマンマパクられてて、キーチェンジしてるだけだったんです。

それを雄大さんが指摘したら謝罪を送って来たんだけど、その謝罪が

 

 

「本家と似てるワードもあり」って書かれててプッチーンと来ました。

そして書いちゃったのよ・・・。

 

バカは死んでも治らんのかもしれんけと、死ぬ思いして後悔したらええのにって心の底から思うわムカムカ

素直に認めてごめんなさい言ってたらきっと雄大さんも寛大な処置をしてくれたであろうに、ほんま頭悪いわムカムカ

人生棒に振るくらいのことしでかしてるの理解しろよムカムカ

 

 

って・・・。

 

 

でもね、死ねって言ってるんじゃなく、死ぬ思いして賠償責任をきちんと果たせ、そして安易に人の作品を汚したことに対して後悔しろ、何で素直に自分の非だけを認め、言い訳する事無く謝罪だけを出来ないのか、雄大さんは素直に謝罪したら許そうと思ってたって言ってくれてたのに頭悪い。

自分がしでかした行為は自分の人生を棒に振るくらいの出来事なのをちゃんと理解しろ。

 

 

って言いたかったんだけど、文字制限はあるわ、この時はまだ頭に血が上ってるわでここまで詳しく書く事が無かったんです。

 

 

するとそこに食いついて来られたアンチさんがいらっしゃいました。

私はブログでアンチさんにまぁまぁ慣れてるので気にする事も無かったんですが、メンタル的にヤバい時期だったらまた凹んでたかもしれません。

 

 

アンチさんの言う事にも一理あるけど、私はどうしてもアンチさんの言葉に納得できなかったので、自分の気持ちをつぶさに綴ったんですが、分かり合えることはありませんでしたw

 

 

本当に私はこのパクリはムカついてて、さっきも言ったけど、自分が紡いだ言葉って魂なんです。

魂を削って、時間をかけて育んで表に発言してるんです。

 

 

それを安易に汚されるのは我慢ならない・・・。

 

 

いや、穢されるべきではないと思うんです。

 

 

作者・発言者の意図を汲んで理解しようとしてくれるからこそ嬉しいんであって、オマージュを超えたパクリ・・・。

意図を反した作成は、作者に対する冒とくでもあると思うんです・・・。

 

 

芦原先生の書く漫画を拝読し、きっと先生は不器用ながらも藻掻き苦しみながらも前に進んで行ってた方だと思うんです。

 

 

私は自分も自死を考えたことがあるにもかかわらず、自死観念が嫌いです。

自死する思いがあれば何でもできるなんて言う気はありません。

 

 

どうしても選んでしまう時はあるかもしれません・・・。

 

 

でも、それを選ぶ前に、大切な人の顔を、思いを、声を思い出してほしい・・・。

 

 

それでもどうしても耐えられなかったら仕方ないのかな・・・っては思ってます。

 

 

自死を選ぶ方が減ればいい・・・。

でもきっと減ることはない世の中だからこそ、自分に恥じない生き方と死に方を選びたいと思いました・・・。

 

 

PS、クドクドと語ってごめんなさい。

でも自死する前に誰かに思いを吐き出してください。

誰でも良いんです、近しい人に言い辛かったら知らない人でも良いですから・・・。

そうすれば解決策が見つかるかもしれないから・・・。

頑張らなくていい、一歩も進めなくても良い、でも踏ん張って転ばないように、転んでもどうにか起き上がれるようになろうね・・・。