Aさん「出発しますけど大丈夫ですか」
あききち「あ、危険人物の鎮圧は出来たので大丈夫です」
それだけ伝えてスッと救急車に乗り込むあきちゃんでしたが、救急車の中には既にみー母が居ました・・・。
苦しんでるみー母、救急車に運ばれてる最中も少しの段差などでストレッチャーが揺れるだけでかなりの痛がりようでした・・・。
でも、それを見ても心配の心は全く起きず、ただただ『めんどくせぇな・・・。』としか思いません・・・。
『本当に心が死んでるな・・・。』
『こんな状況で人を心配できない自分が居るなんて思いもしなかった・・・。』
これまではみー父母に何かがあった際には心配して自分が率先して動き、何とか早く苦しみから解放されるように段取り良く動いてたのに、今回はどうにもそう言う心は動かない・・・。
この家で20年、人外の扱いをされてきたことで、わたしの人としての心は死んでしまいました・・・。
救急車の中で救急隊員Aさんがみー母に語り掛けます。
Aさん「具合が悪くなったらすぐに伝えてくださいね。吐きそうになったら・・・。」
そう言った瞬間
みー母「は・・・く・・・。」
Aさんは急いで吐ける環境を整えます。
それを見てても
『吐くんやぁ・・・。』
その位にしか思わない・・・。
Aさん「また出そうになったらいつでも言ってくださいね」
コクコクと頷く事しか出来ないみー母・・・。
救急車に乗るのは小学生の時以来でしたので、ほぼ初体験と言ってもいいくらいでした・・・。
※小学生の時に乗ったのは、ほんの数百メートルだったんですw
『意外と揺れるなぁ・・・』
『そういや高速で行くんよな』
『てか、もう高速乗ってるのかな』
苦しむ姑を横目に、そんな事しか考えてない・・・。
救急車が揺れるたびに
みー母「いたーい」
って叫んでたけど、それを聞いてもなんとも思わない・・・。
結果、病院に着くまでに3回、みー母は吐きましたが、それを見て心の死んだあききちは
『良かった。』
『みーちゃんの車で行ってたら絶対吐いてたやん』
『いつまでもあの車で吐かれたって言うのが残って、多分乗るのイヤになったかもしれんし、マジで救急車で良かった』
とか思ってました
そして、やっとの事で病院に着いたらしく
Aさん「では、病院に着きましたらとりあえず緊急搬送口からみー母さんを搬送しますので、お嫁さんは受付の方で手続きをお願いします」
そう言われ・・・。
あききち「あ、はい。」
Aさん「場所が分からなかったりしたら、ご案内致しますので」
あききち「大丈夫です。ここ数年で何度もこの緊急外来利用してますので」
そうです、おとんが入院した時も、みー父が入院した時も、利用したのはこの緊急外来なので、もう手続き含めこの病院はお手の物状態でしたwww
⇧明日からまたマラソン始まりまぁす!
今回はいつもより短いので要注意だよ
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