緊急外来「はい、緊急外来です。」
繋がった緊急外来にも慌てることなく淡々と説明を始めるあききちさん・・・。
いままでは落ち着いているつもりでも少しテンパってたりすることも多々あったんですが我ながら淡々としすぎてて心が死んだのをまざまざと感じ取れました・・・。
あききち「お世話になっております、そちらの内科を受診させていただいておりますみー母の家の者ですが・・・。」
あききち「気が付いたら義母が家で倒れてまして、義父が言うには2時間ほど姿を見てなかったのでいつから倒れてどういう状況なのかは現状を見る限りでしかわからないんですけど、吐いた形跡とお腹を痛がっているのが現状です。」
緊急外来「もう少し詳しく症状わかりますか」
緊急外来「そうなんですね、2時間位前に倒れたって事でしょうか?」
あききち「それが全く分からないんです、いつも寝ている部屋の前室に義祖父母が使っていた部屋があるんですけど、その部屋で倒れてまして・・・。」
あききち「ほんと5歩歩けば自分の部屋のベッドにたどり着くくらいの距離なのに、何故この部屋に来てるのかも不明でして・・・。」
そうなんです、倒れていたのは自分の寝室の隣の部屋なので、あと少し歩けば・・・ていうか、その部屋の真ん中で倒れてたので、自分の部屋に帰れたはずなんです。
なのに何故そこで倒れていたのかが全く分からない・・・。
あききち「義父が義母が部屋を出たのを確認したのが2時間位前だと言うんですが、それも本当に2時間前なのかどうかもわからなくて」
緊急外来「そうなんですね」
緊急外来「今、患者さんは自分で歩いたり動いたりできる状況ですか」
あききち「いえ、歩くのは無理だと思います。動くのはたまにのたうち回ってますけど・・・」
緊急外来「」
全く心配してなさそうなのが電話でも伝わってるのか、緊急外来の人も異常な空気を醸し出してました
『あ、もう少し心配して風に演技した方がええかな・・・。』
あまりに冷徹に見えすぎるのもダメかなと思ってはいるのに、そこまでの事態になっても心が1ミリも動かないのは変わらず
緊急外来「発熱はありますか」
あききち「夫が熱を測った時には34℃台だったらしいんですが、それは単にきちんとワキに体温計が挟めてなかっただけな気がします。」
あききち「茹でだこ並みに真っ赤になってるので、低体温はあり得ないと思います。」
はい、また緊急外来の方が困るかもしれないのに『茹でだこ』とか言うてます
緊急外来「えっと・・・。」
緊急外来「今、熱を測ることはできますか」
あききち「え・・・。」
緊急外来「」
思わず漏れでた私の声に不思議そうにする緊急外来の方でした
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