乙幡「お前の声がウザいんやってムカムカ

 

 

若子に絡んできた乙幡・・・。

 

 

若子「・・・・・。」

 

 

声にコンプレックスがある若子はうつむいてしまいました・・・。

 

 

段々と怒りのボルテージが上がって来たあききちさん・・・。

 

 

『あかん、乙幡と揉めるんはあかん。』

『平和に中学生活を過ごすためにはスルーせなあかん・・・。』

『絶対あかんでダッシュ

 

 

頭ではわかってるのに・・・。

 

 

あききち「そんな気に障るほどのボリュームで話してないやん真顔ムカムカ

 

 

言っちゃいましたあせる

 

 

乙幡「はぁムキームカムカはてなマーク

 

 

あききち「ボリューム大きかったなら謝るけど、ボリューム的にも問題ないし、うちらの声だけがクラスで浮くくらいの漢字でもなかったやん・・・真顔

 

 

乙幡「お前、自分が言うてる事わかってるんかムキームカムカ

 

 

ようするに『誰に逆らってるか分かってるんか?』って言いたいんです・・・。

 

 

『あかん・・・。』

『これ以上はあかんて・・・。』

 

 

わかってるのに・・・。

 

 

あききち「わかってるよ、乙幡くんやろ・・・。」

 

 

乙幡「ムキームキームキームキームキー

 

 

あききち「言われたのが誰であれ、友達傷つけられて黙ってるなんて出来ひんやん真顔

 

 

あききち「乙幡くんが知らんのはわかってるけど、若子は声にコンプレックス持ってるのに、声を全否定して若子傷ついてて、それを黙ってみてるなんてできひんやん真顔

 

 

『あ~、言うてもうたけど・・・。』

『もうしゃーないわ・・・あせる

 

 

腹をくくりました・・・。

 

 

カースト底辺がカーストトップ、しかも異性のトップへの反乱です・・・。

 

 

さすがにヤバいと思ったのか

 

 

木田くん「乙幡、もうええわ・・・。」

 

 

木田くん「相手、女やぞ。」

 

 

木田くんが止めに入ってくれました。

 

 

乙幡「・・・・・ムカムカ

 

 

乙幡「・・・おぉ・・・ムカムカ

 

 

乙幡くんも木田くんに言われたので収まるかと思ったんですが・・・。

 

 

乙幡「お前(あききち)邪魔やから(席に)戻れやムカムカ

 

 

言われました・・・。

 

 

カチンとは来たものの、戻るべきかと思い若子を見ると、私の服の袖を握ってる若子・・・。

 

 

多分若子は無意識だったと思うんですが、不安だったのかしっかりと握られてました。

 

 

『若子・・・。』

『・・・・・。』

『このまま若子をここに残しては行けん・・・。』

 

 

あききち「若子、一緒に行こうにっこりはてなマーク

 

 

かすかにふるえる若子にそう声をかけたんですが・・・。

 

 

まさかの乙幡からの言葉・・・。

 

 

乙幡「はぁはてなマーク

 

 

乙幡「お前だけ戻ったらええやないかムカムカ

 

 

乙幡「なんで一緒に行こうとか思うんや、気持ち悪いムカムカ

 

 

乙幡「元々こっちに来ただけなんやからお前だけが帰れやムカムカ

 

 

って言われました・・・。

 

 

この言葉に再度あきちゃんボルテージどんどん上がってきます・・・。

 

 

頭の中では「やめとけ」と「行ったれ」のせめぎ合い・・・。

 

 

ほんと浅はかな中学生あきちゃんでしたえーん

 

 

 

 

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