北村匠海、河合優実
生活保護の担当の主人公。優しくて働かない男性にも言えないような感じでいる。先輩の女性から、男性先輩が生活保護者の女性と関係もちながら、お金ももらってると聞き、それにつきあう。実はその生活保護者の女性は子供を見ながらも、友達の風俗店長に働くことを求められていた。そして風俗店長はこの生活保護担当の先輩からゆすることを思いつくが、主人公が近づいたため手を引き、主人公は仕事をやめて訴えられないようにしてあげる。しかし逆に、主人公がその生活保護の女性の子供のことをみてあげるようになり、風俗店長の手下に目をつけられ、おどされ、生活保護の申請を通し風俗店長の手助けをさせられる。その中、自分に嫌気がして、本当の生活困窮の女性を罵り、生活保護の申請を通さずにしてしまう。その女性は子供と自殺をはかり、主人公は風俗店長に逆らうも、やめていた先輩が乱入し、さらにその先輩に恋する先輩女性もまじわり、ドタバタ劇。雨の中追いかける風俗店長を生活保護の女性が石でなぐりたおし、世間に公になる。そして主人公は落ち着いた中またその女性の家に訪れる。
★8
生活保護という世界の現実性もみせながら、それに付随する事件。生活保護を認められないことで子供と心中するのは心が痛い。楽をしたり、儲けようとする汚い人間もいて、生活保護の難しさも感じる。それぞれのキャストがなかなか素晴らしい作品。