相島一之、豊川悦司
旦那さんが酒に酔っ払って復縁を求めるところを突き飛ばした殺人罪について、12人が有罪か無罪かを決める。全員、けなげな被告人に無罪にしたが、論じたい別居中の男性が有罪と言い、全員一致をめざす。いろんな人がいて、なかなか決まらず。何でもメモにしてる女性、おちゃらける女性、おとなしくて決められない女性、仕切りたがる男性、経営してるのか早く帰ろうとする男性、被告人に同情する男性、何でも論理的に言える歯科医、論議が苦手で帰ろうとする男性、なかなか煮え切らない曖昧な男性、いつも別にいる弁護士という男性、無罪高めてる委員長。そして子供が帰らないことを前提のピザを注文していて、計画犯罪という意見になり、有罪が半分以上になる。しかし曖昧なふたりが固執して、弁護士という男性がでてきて、論理立てていき、被害者の自殺だという全く予期しない結果があることにたどりつき、無罪が多数になり、論じたい男性も自分の妻への思いではないかと言われ、全員が一致する。ラストは一人ずつ出ていく。弁護士という人も俳優であった。
★6
部屋だけの映画。その中で意見が変わっていく。ひとつのことでも、話していくと正しいことがわかっていく。細かい論理が大きな結果を導きだす。