稲森誠、小林涼子
震災で避難する妻がメッセージを残して,家族を失った主人公。自堕落な感じで,医者にも生きる意欲を見せず。自転車を故障してる少女を見つけ,自転車屋に連れていく。出来上がるまでに外でテントを張り、食事は居酒屋で乾杯して食べる。娘の年齢も重なり、次第に笑顔がでてくる。田舎の観光をしてあげ、無邪気に訪れる少女。主人公は妻のメッセージを聞かせる。あれほど家族は喜ばないといっても変わらなかった主人公は明るくなっていく。最後は家に泊まらせて、少女の料理を食べ、少女は再び旅を続ける。
★3
映画としてはそんなに優れたものではないかもしれないが、いくら理屈をいっても変わらなかったのが、人と接することによって生きるという行動に移していく。人はそんなものであり、また震災でそんな経験をしてる人たちがたくさんいると思う。