江口のりこ、小泉孝太郎
手作り石鹸の講座をパートでしてる主人公。旦那さんはせまろうもしてもそっぽをむかれる。それでも隣の義母にも気をかけて、日々過ごすが、ひとつひとつが含みあってすすんでいく。ゴミ捨て場で不審火があったりと。ある日、話があると女性と会って欲しいという夫。それは許さないと言いながら、実家には幸せな姉妹家族がおり、元の会社の復帰もキャンセルとなり、追い詰められていく。床に電気ノコギリで穴をあけ、いなくなったネコのイメージでタオルと添い寝する。また地下に隠れて夫と義母の会話を聞く。夫は子供ができたといい、自分も同じ理由で結婚してもらったが流産となったため、女性のところにウソでしょと言いにいく。だんだんおかしくなっていき、床下にいるのを義母や夫にみられる。夫は一緒にいてつまらない、義母は家をあげると言われる。ゴミ出しのときに不審火を見て警察から逃げる主人公。着いた先の店員にいつもゴミ捨て場をきれいにしてくれてありがとうと言われて、涙する。
★7
リアリティ感ある設定。喜べば喜ぶほどつまらなくなると夫に言われること、会社に褒められながらも現実社員にしてくれなく、講座も終わる。不透明な先に起こりうる現実がリアル。みんな悪くない対応するけども、やはり嫌味に取られるような事実。いつもお土産かう主人公の気遣いがあっても関係のない現実。演技もよく、ひきこまれる。