市原隼人、臼田あさ美

若い夫婦が家主はめんどくさそうだが、気持ちいい住処としてアパートをみつける。隣りの夫が単身でひとりの夫人も喜んで、料理をつくってくれたりする。主人公の夫は舞台の仕事をやめ、妻の紹介でライターをするようになり、家にいる。妻は抜擢されて、過度な仕事に倒れて帰る毎日。夫は部屋に画家の男の人をみることとなり、手記で会話をすることになる。しかし妻は信じず、夫もライターとして通じるようになるも、忙しさに夫を信じることができず、別居することとなる。しかし、霊のように出てくる男の妻が家主のご主人さんに賃貸料が払えないため、迫って殺してしまうことになる。しかし家主は自殺のように見せかけていた。それを夫は家主に言いにいき、アパートを出ることをいう。実際にそれは真実で、しばらくして家主は亡くなってしまう。そして隣りの夫人は現実の人ではなく、自殺に見せかけられた画家の妻だった。しばらくして実家に戻り、画家が残してた絵を家主の家にあったために母親にもっていくと、子供のころに画家が会いにきたと言われる。画家の妻を助けられなかった悔いがあったが、画家は友達として思ってくれたんだと思う。そして夫婦の仲も元にもどっていく。

★6

ちょっと演技の固さがあるが、ストーリーはしっかりできたもの。異次元のふたりが繋がってる。貧乏で妻に悪いと思いながら、夢も捨てることも妻が嫌がると思って苦労してる中の妻の許せない死。夫婦の一つ間違えると壊れてしまうものを含みながらのドラマ。