船ヶ山哲、畑芽育
娘が自殺した青年の巻き添えで亡くなり、生きる意欲もなく、森の奥でレストランをする主人公。しかし自殺をする人の晩餐をするということで、村の若者たちに出て行けと言われる。そこに父親から虐待を受けている少女がやってきて、食材をもってくる猟師の犬がその自殺を妨げる。少女はそこでアルバイトをするが、村人の通報により、父親のもとへ戻される。しかし、村の若者の一人が気になり通告し、少女が父親から殴られてることを電話できづき、その家に向かう。少女の父親はちゃんとした人間のように見えるが、不法侵入として主人公を殴りつけるが、今まで父親の言うことを聞いていた少女の母親が反逆して、半死の状態まで殴りつける。しかし止めて、そのあとは少女は森の中のレストランの中で再びアルバイトを行い、母親のところにも訪れる。主人公もレストランに憎んでいた自殺者の両親をレストランにまねく。
★7
娘を失った悲しみに、娘と同じような子が現れて救っていく話と思いきや、虐待を隠す仮面をもつ社会の中に入り込んでる父親の怖さがある映画。サスペンス的な引き込まれるストーリー。