田中裕子、岸部一徳。

子供のときにずっと地元にいるんだと思う文をつくることをする主人公。年齢かさねて、結婚もしなくて、牛乳配達を一番の好きなこととしている。父を失くし、母親は彼氏の父親と一緒に事故で亡くなり、彼氏とも接しなくなった。その元彼氏は役場の児童係にいて、病気で亡くなりそうな相手を介抱していた。その彼女は死ぬ前にふたりを仲良くさせようと、病床の元に牛乳配達する主人公を呼ぶ。しかし、二度と行かず、彼女は亡くなってしまう。手紙をもらい、元彼氏に会いに行き、親が亡くなった現場に拝みにいくが、元彼氏の疎遠にしていた理由を聞いて、仲違いをする。しかし、元彼氏は本当はこうしたかったんだと主人公を抱きしめる。夜を共にし、牛乳配達に行く主人公。しかし元彼氏は放置されていた児童が溺れるのを救って死んでしまう。またひとりとなり、牛乳配達をする主人公。

★7

雰囲気はある映画。いろんなことでひとりになることを決めて生きてる主人公。さびしくはないといいながらも、やはり相手と共にする。そこにまた不幸があるも、またひとりを決めて生きていく主人公。ひとりの生きる姿をみせている。