杉咲花、若葉竜也

プロポーズしたとたん、失踪する市子。警察もからんできて、土から発見された白骨化した死体は難病の妹ではないかと。昔と現代とうつりながらストーリーは進む。難病の妹がいるため、家には近づけていなく、母親は水商売をしていた。途中から名前は月子と名乗っていたが、それは妹の名前で、本人は離婚後の出産で戸籍がなかった。お金持ちの女の子と仲良くなるも、家に来て去られてしまう。また、彼氏も家にきて、市子の行動に去ってしまう。そしてまた市子に戻して生活して、本当の幸せだったが、戸籍もなく、過去のせいか、逃げていった。市子を学生の頃親しくしていた北という青年は、市子が義理の父親を殺めて閉まって処分をふたりでしていた。最後も恋人から逃げた市子は北のところに寄っていた。市子の彼氏は市子の母親の元へ行き、市子が面倒見ながらもどうしようもなく妹を殺してしまったことを知る。ラストは北の元に再び現れて、自殺志願の女性と一緒に来ることを要求する。そして海からあがる男女ふたりの遺体。市子はまた自殺志願者の戸籍をもらったのか、歩く姿。

★7

幸せなときもあったが、とことん恵まれない人生を歩んでいる市子。人生はそういうものが大なら小なりあるものかと。幸せのときもあってそれは本当に涙するくらいかけがいのないもの。運命は逆らえず、人生はすすんでいくもの。