倍賞千恵子、磯村勇斗

高齢化となり、自分で死を選べる制度ができる。10万円をもらい、途中でやめることもできる。主人公は仕事も失い、その制度を申請する。また、その制度の申請を行う青年は叔父さんが申請してきたのをみかける。そして最後に食事をしたりする。申請して亡くなった人の後片付けをするフィリピン人の女性。子供のためにこの仕事を行い、職場の人のすすめで亡くなった人のものを拝借したりする。そんな三人の模様がストーリーを作っている。主人公は申請して、電話でフォローする女性に話す相手になってもらい、さらに会い、もらった10万円も渡す。そんな主人公に対して、最後の電話となり、悲しくなりながらも、主人公は最後の場所へ。そこには、青年の叔父さんが横で顔を合わせ亡くなっていき、主人公は起き上がり、死ぬことをやめる。

★5

淡々と進むだけのストーリー。脚色して無い感じで現実味がある。老いの寂しさが感じられる映画。