岩田剛典、新田真剣佑。
子どもの頃にいじめて転嫁してきた女の子。同じ親がいない男の子ふたりと仲良くなる。いつもイタズラするマコトとおとなしめのキダ。ある日、クルマの修理にきた政治家の娘に、手品をみせるマコト。そしてその女性と付き合えるようにと、キダに手伝いを頼む。キダは修理工場がつぶれ、裏の仕事をするようになる。交渉がうまく、IDを挫折した男から買い取り、マコトにつけてあげる。さらにお金をためて会社を買い取り、彼女の相手もキダが脅して別れさせて、つきあうようになる。そしでクリスマスの日、隠しカメラで、プロポーズするような流れで、幼なじみの女の子をひいて、存在がないようにしたことを白状させる。隠しカメラでみんなのモニターに映し出され、そして自分ごと爆弾で爆死する。裏の仕事とかちょっと飛躍すぎなストーリーだが、うまくは作っている映画。
★6
屈辱を味わせたら、それは一生残る、という言葉が印象的。不幸ばかりで、人生の悲哀を感じさせる映画。