「blank13」。
同じ苗字の葬儀が隣り合わせてあり、人の少ない葬儀の方。その亡くなった男性は、ギャンブルばかりして借金していて、その家族は借金とりから逃がれるために隠れた生活をする。父親は行方をくらまし、息子ふたりはしっかりとした会社に入社する。久しぶりに現れた父親の病室には行く弟。しかし、兄や母親は行かず。苦労して恨みしかなかったが、葬儀では奇妙な感じの人たちが集まり、感謝の気持ちを伝える。兄は葬儀のコメントを話せなくなり、代わりにスピーチする弟も父親に対する気持ちを思い起こす。ちょっとたんぱぬで短めな感じの映画。
高橋一生、リリー・フランキー、斎藤工。
借金ばかりする人間であっても、そこにある背景があり、人に感謝されているところも。いい思い出は悪い思い出にかき消されてしまう。
★★