「嘘を愛する女」
親に相手を紹介する日、フィアンセはくも膜下出血で意識不明となる。しかし、身分証明書から架空の人物とわかり、探偵にたので調べてもらう。探偵は妻の浮気により子供を罵った過去をもち、元家族に未練を残す。フィアンセがコインロッカーの中に自分で書いた長編小説のデータを持っていて、そこから素性をみつけようとする。瀬戸内の灯台を探していき、見つかりそうになるも、別人とわかる。探偵と主人公は互いに相手を思いやれない性格から、何回もぶつかったりする。そして警察が探していたことにより、素性がわかる。医者であることは間違いなく、あまりの仕事の熱心さより妻がおかしくなり、子供と心中してしまう。そのため、自暴自棄となったことがわかるが、小説の子供は女の子ではないことから、主人公が望んでいた男の子とわかり、主人公との再起を望んでいたことがわかる。仕事でバリバリやっていた主人公はそれも失い、フィアンセの意識が戻ることを待つ。
長澤まさみ、吉田鋼太郎、高橋一生。
仕事ができるなんて一時のことであり、大事なものを失ってしまう話。浮気をされるのも含め、現在ならではの話。
★★★★