「孤高のメス」
地方病院で、簡単に大病院に流したり、手術のミスをしてるのに嫌気がさしている看護婦。そこに名医が送られてきて、やり甲斐を再び取り戻していく。地方医療を充実しようと言っていた市長が、肝臓で倒れる。病院のためになんとかしてほしく願い、そのときに仲のいいおばさんの息子が事故で脳死で運ばれる。脳死判定もしっかりされない頃であり、移植することで殺人ともとらえかねないが、手術をすることを決意するやってきた名医。何も野望もなく、純粋に脳死となった家族の思いや、患者の家族のため、行う。病院ではよく思っていない医者が警察やマスコミに情報を流す。手術は成功し、脳死の家族の言葉で警察には捕まらず。別れの日に口悪く言う看護師だが、最後にはお礼をしっかり去る名医に伝える。現在、看護師の息子が医者に。
堤真一、夏川結衣、柄本明
★★★
出世を求めず、仕事に徹する仕事の仕方はかっこいい。看護師の女性の怒りは本当の怒りではなく、女性特有のもので、仕事に徹してるとわかってくれる。そう見えなくとも。