「心が叫びたがってるんだ。」
子供の頃に浮気してるところを見て母親に言ったために離婚した両親。自分が話したことでそうなったと思い、呪いで言葉が話せなくなったと思い込む。しかし、歌は歌えると思い、学校の発表会でミュージカルをすることに賛成する。元つきあってたふたり、腕をケガした野球選手も一緒に運営していく。野球選手は乗り気でなかったが、野球の後輩が反発してきて、居場所がなくなり、参加することに。後輩の一言に、言葉は取り返しのつかないことになると反論する。前日、つきあってた女の子に、好きなのはお前だと言ってるのを見て、主人公はショックを受けて、本番当日休んでしまう。その男は責任を感じ、彼女を探し、連れ戻しにいく。言葉が話せるようになっていた主人公は、好きだと言い、舞台に戻る。母親もきていて、言葉を失った主役のミュージカルを演じきる。ラストは運営していた4人が言いたいことを叫んでいるシーン。
芳根京子、中島健人、石井杏奈、寛一郎
★★★★
言葉は人を傷つけ、取り返しのつかないことにしてしまう。しかし、言葉にしないとわからない。