「潔く柔く」
いつも四人で遊んでいた仲間たち。幼馴染と違う男の子に告白されて二人きりで花火に行ったときに、幼馴染は事故死してしまう。それを背負って生きていき、取引先の嫌な男と会い、同じようなものを背負っているため、気持ちをわかってくれる。男は小学生のとき、好かれてた女の子を突き飛ばして車にひかれた経験がある。死んだ女の子の姉に親のところに連れていかれたが、辛く思い、逃げてしまう。女の子の亡くなった場所に姉と行くも、妹を亡くしたことで親から辛い思いをしていたことを姉から語られる。主人公の女の子も思い出の地に連れていき、しゃべらない姉の娘はその男性と会ったとたん話しだす。いろいろ心にくる作品。背負った罪悪感がすごく感じられる。最後には亡くした幼馴染の写真も見れるようになり、取引先の男性にも告白する。
長澤まさみ、岡田将生、池脇千鶴。★★★★★
罪を背負ったものや、罪を作りそうな人に見てほしい。こういうのを背負って生きている人もいるんだと思う。悪くないのに背負ってることも。