東京難民
三流大学で親の仕送りがなくなり、大学除籍、家も追い出される。ネットカフェにいながら、ティッシュ配りをし、爆弾を作ってる男にアドバイスされる。女の子にホストクラブに連れて行かれてバックれられて、仕事をさせてもらうようになる。正直なホストだったが、それに惹かれて看護婦のお客さんがつき、外でも会うことになる。先輩がばっくれた女のお金に困っていたため、看護婦からお金を借りる。しかし同居の男が盗んで逃げてしまう。さらにおんな先輩と逃げる。日給の仕事だが、住むところがあり、幸せも感じる。しかし、ホストのボスが追ってきて、ボコボコにされ、こいつは終わったと言われる。終わったと思い、ホームレスと生活するようになるも、震災で息子を失ったホームレスと話して、逃げることをやめる。看護婦の女は風俗をしていたが、謝り、お互い終わってないことを話す。
中村蒼、大塚千弘、青柳翔、金子ノブアキ。★★★★★
一度つまずいたら、日本の仕組みでは立ち直れない。日雇いで出かけるときに戻ってくるの?という言葉も印象的。いろんな境遇を経て、幸せは何かを教えてくれて、リアリティある日本が見える。