ジ、エスクトリーム、スキヤキ
15年ぶりに大川君に会いにきた洞口。あのとき以来縁を切ったといいながら、つなぎに来たという洞口。さらに洞口の元彼女にも連絡して、海に行き、さらにスキヤキを食べようと計画する。大川君の彼女は友達がひとりもいなく、病気ももっている。帰るのも時間がかかるから泊まろうと言って、ざこ寝で旅館のような所に泊まる。大川君と洞口は風呂で語りあい、洞口と元彼女は部屋で語りあう。他のふたりは聞いていて、笑える。デボン紀が抜けられないんじゃないと、大人になりきれてないような話をしていく。洞口は最初のシーンで橋から飛び降り、ラストでは瀕死の状態で車にたどりつく。みんなの旅行と違って現実は辛いのかもしれない。忘れられないものは忘れられないと終わる。まったりと進む映画。
井浦新、窪塚洋介、市川実日子、倉科カナ。★★
大人になりきれなくて、旧友と会うことで、それがよくわかる。そういう人もいるんだと思う。