64 ロクヨン 前編
天皇の崩御の何日かに起こった幼児誘拐事件。そのときの刑事は広報官になっていて、報道陣と戦ってる日々。警視総監が64事件の時効前で遺族のところに訪問する設定を行う。しかし、老人を車でひいた妊婦の個人名を発表しないため、報道陣と争い、警視総監の訪問報道をボイコットする報道陣。一方、主人公は泣き落としで遺族のお父さんに警視総監の訪問を許可してもらう。刑事部は警視総監の訪問の中止を願い、県警と本部との主権争いなども起こる。主人公は妊婦にひかれた老人の詳しい人生の話をして、報道陣にそれぞれ個人の背景があることを訴え、妊婦の個人情報を公開し、報道陣と和解する。そして再び、誘拐事件が起こる。警察内部のいろんな模様が広報官を通して映画になっている。
佐藤浩市、瑛太、永瀬正敏、滝藤賢一。★★★
警察も同じで、エリートと現場の相違が見れる。大事なものは何か、個々の人には背負ったものがあることを訴えている。ひかれた老人、子供を殺害されこれまで生きてきた父親。