さて、一通り発表が終わり目先のゲームを楽しみつつ年末商戦に期待を寄せる段階になったが
PS3陣営のE3スルーっぷりはゲームファンの予想をはるかに越えていたように思う。
E3に照準を合わせた任天堂だったが、PS3陣営はあえてE3をスルーしPSプレミアで期待作を発表。
この動きは想定外だった。
こうなってみると、任天堂はゲームファンへのアピールが少々弱かったのではないかと思えてくる。
逆にPS2での人気タイトルの続編が続々と登場するPS3に期待が集まった。
海外でのPS3の値下げも秋以降の日本での値下げやGT5P同梱セットの発売を予感させるもので、
ゲームファンをろくに満足させられていない現状の不甲斐ないWiiの勢いをさらに削いだ格好だ。
有力タイトルの名義を借りたゲームしかないWiiと、
PS3のマシンパワーで今までできなかったことを実現している本気の続編が多数登場のPS3では
どちらがゲームファンの熱い支持を得られるかは一目瞭然。
俺が常々その存在に触れてきた潜在的PS3ユーザーがこぞってPS3を購入するのは間違いない。
ハードは売れるがソフトがさっぱり売れないWii。
三ヵ月後のPS3の真の発売日を控え、対抗する術はあるのだろうか。