続いて、「男の性に学習の光を」というテーマで、村瀬幸治先生の講演を聞いてきました!
※アメブロでたまに記事が削除されてしまうので、一部表記をわかりにくくしております。

先生が男の性にこだわる理由としては、性教育は現状ほとんど女性の性に焦点があたっていること。
一方で男性側がほとんど性が暴力の原因、加害の性になりやすい(性犯罪、性暴力)ことを挙げていました。
権力、腕力、経済力と「力」を持っている男性の性行動を変えないと、女の人が知識をつけても性の不幸を防げない、という問題意識からだそうです。

また、男自身が自分の性を扱い兼ねて苦悩していることを見て、性的に無知・無理解であるがゆえに、女性だけではなく、自分自身も苦しめている
客観的に、理性的に、知的に「性」をとらえるよりよく生きるヒントになれば、という思いでされているそうです。

そして講演の中で衝撃的だったのが、「男性の方が女性より射SEIについて汚らわしいと思っていたり、羞恥心を持っている」、というアンケート結果。そして、ネガティブイメージを修正する機会がほとんどない。そのため、自分の性に対して肯定的になれず、性器を暴力の凶器として使ってしまう、ということです。
性暴力をする人の多くは性に対して肯定的ではなく、マスターベーションをうまくできない、
自分で自分の性衝動をコントロールできない
、と先生。
そしてそれは、男性自身も苦しめてしまうこと。

けれど、知ることによって、自信・安心につながります。
SHA精はあって当然のことで、健康的なこと。
人前で話すようなことではないけれど、汚かったり、いかがわしいものではないということ。
科学的にも精液はこういう成分でできたもの、汚い物質ではない、と理解することで性を肯定的に受け止められるようになる。

「もはや性行為は子供を産むためではなく、コミュニケーションを楽しむ、快感を分かち合う、ふれあいの行為。
性的欲求を自己管理できる自信と安心を育てていくことが男性の性教育において大事」と村瀬先生は強調されていました。

女性の自己管理の問題、だけではなく、男性が性について肯定的にとらえることで性暴力を予防する、というのは、今まであまり聞いたことがなくてとても新しい!!!と自分の中で思いました。
デートDVもフェミニズムも、「女性よ、賢くなれ!男性に流されるな!」と言うけれど男性自身もそれで苦しまないように、こうすればお互いよく生きられるということをもっとシェアできる世の中になればいいなと思いました^^

$あすかのLIVE LOVE LAUGH!!
山口ではSL電車が走っていました!
運よく帰りの電車で乗ることに♪
目の当たりにすると、すごい迫力でした!!

怒涛の松江~山口ツアーはこれにて終了です!
またこのような講演やイベントに行ったときは、より多くの方に知っていただくためにまたリポートしたいと思います!^^