$あすかのLive Love Laugh!!

『うまれる』という映画をご存知でしょうか?

映画『うまれる』は、「子供は親を選んで生まれてくる」という胎内記憶をモチーフに、命を見つめる4組の夫婦の物語を通して、【自分たちが生まれてきた意味や家族の絆、命の大切さ、人との繋がり、そして"生きる"ことを考える、ドキュメンタリー映画】です。

今日はキラキラマミーズさんというママサークルで企画されたこの『うまれる』の自主上映会にお友達に誘われていってきました♪
http://kirakiramammys.blog.fc2.com/

感想として、めっちゃよかったーーー!!!

なにがよかったって、本当に「リアル」だったこと。
ザ★ドキュメンタリーで、生に向き合う等身大の4組の夫婦の物語を、まるですぐ傍で寄り添っているかのように体験することができました。

両親の不仲や虐待の経験から親になることに戸惑う夫婦、
出産予定日に我が子を失った夫婦、
子どもを望んだものの授からない人生を受け入れた夫婦、
完治しない障害(18トリソミー)を持つ子を育てる夫婦・・・。

新しい命の誕生を通して、自分の人生そのものと深く向き合い、見直し、成長していく夫婦の姿が本当に感動しました。

出産予定日に赤ちゃんが亡くなってしまった夫婦のお話では、産婦人科のお医者さんが“天国郵便局”からのお手紙として、亡くなった娘さんからの手紙を書いていたのが印象的でした。
子供に成り代わって書いているんだけど、「あなたたちと一緒にいられる時間はすごく短いと分かってはいたけれど、それでも一緒にいたいと思ってお母さんの体に宿りました。私の夢はかなえられて、今は天国で楽しくしています。もうこれ以上、悲しまないでください。そして私の選びは正しかったと言わせてください。」といった内容のもの。
フィクションだと、ファンタジーと分かっていても、そう思うことで心が救われる2人。

3歳以下の子供の30%に胎内記憶といって、母親のお腹の中の記憶を語る子がいるそうです。
中には、「お空からパパとママを選んで生まれてきたんだよ」と言う子も。
たとえ子供のどこかからの刷り込みから来る作り話であったとしても、非科学的であったとしても、そう解釈することで癒しがあったり、救われるのであれば、信じる価値があることだと思いました。

そして、悲しむ妻にただただ寄り添う旦那さんの姿に、
本当に魅力的な男性とは、愛する人を全力で支えられる人だなと思いました!

そのほかの3組のお話もいろいろ思うことがあり。
ママやパパだけでなく、若い女性・そして男性にも是非見てほしい!!
彼と行かなかったのが残念。その代わり書籍を買って彼に渡した。(全然読む気配ないけど><)

上映会後の監督 豪田トモさんの講演会にも参加。「妻を幸せにする3つの方法」を紹介していました。
それは、“TEL”

T:Touch 触れるくらいそばにいる
E:Express 愛情を表現する(「愛している」だけではなく、ありがとうと御礼を言う、ほめる、認めることも含まれる)
L:Listen 話を聞く(たとえオチのない話でも!)


そして、これは「旦那を幸せにする方法」「子供を幸せにする方法」とも同じ、ということ。
もー!いい話すぎる!!!

他にもいい言葉をいっぱい聞けました!!ので、一部シェアしますと、
「理想の育児は夫婦仲にある」
「子育ては国育て。仕事の方がすごいこととして優先されがちだけど、国が成長するには、子供成長することが必要。育児を大切にしなければならないし、ママへのサポートが必要」
「人生はおよそ3万日。たった3万日しかない、1日1日を大切に」
「愛は態度と言葉で伝えないといくら思っていても伝わらない」
「過去は変えられる。事実は変わらないけど、その解釈は自分しだいで変えられ、更にそれは未来を変えることができる。」
「親に『産んでくれてありがとう』と伝えることは、金メダル級の感動を呼ぶ」
などなど!
生に真剣に向き合った人だからこそ、伝えられる言葉なのかなと思いました。

そして、この映画、少し変わっていて、DVD化せず、“自主上映会”という形でコンテンツを提供しています。
なぜかというと!

映画館での公開が終了した後はDVD化するのが通常の流れですが、私たちがDVD化ではなく地域の上映会にこだわりたかったのは、映画の上映をする事によって、地域の人々がつながるのでは、絆が生まれるのでは、と期待しているからです。

ご自宅でDVDをご覧いただくのも良いのですが、地域で上映会を開催しますと、これまで名前や顔は知っていたものの話をした事がなかった、という人々が、映画によってつながり始めます。

上映会を開催していただくにあたって大切なのは、「地域を超える」という点にあります。

普段お付き合いしている人たちの枠を超えて、地域で盛り上げて行く。
それによって、普段お付き合いする機会のなかった人たちとの絆ができ、地域が活性化していくきっかけになるのでは、と期待しております。

(『うまれる』HPより)
ということです。

実際、今回の上映会も、あざみ野周辺地域のたくさんの企業やお店、団体、個人の方々にチラシ配布、掲示、設置などのご協力を頂いたとのことで、地域の絆作りに正に貢献していていたようです。

私これ、大学の学園祭で上映したいんだけど!!!!
どっかの学生団体とコラボしてやりたいー★