ほっとした。
それは発表を聞いたときに確かに感じた感情でした。
これでもう、いろんなしがらみやプレッシャーから解放されて、好きなことをおもうままにできる。
なにをやっても何を言っても責められて悔しい悲しい思いをすることがなくなる。
それは珠理奈推しであるわたしにとっても、同じでした。
何を言われても、珠理奈のために、誰も責めず、じっと耐える。ひたすら、珠理奈の素敵なところを言い続けて。とにかく、珠理奈が悲しまなくていいように。
だからこそ、珠理奈が卒業を決めたことに、よくがんばったね、えらかったね、これからは好きなことをしていいんだよ、と、言いたい。
それなのに、この喪失感はなんだろう?
卒業発表の翌日は、なんにもやる気しなくて、笑う気もしなくて、抜け殻のようになっていました。
なにもかもが楽しくなくて、頑張る理由がよくわからなくて。
卒業したって珠理奈自身がいなくなるわけじゃない。
それなのに、わたしにとって、SKEから珠理奈がいなくなる、という事実を、どう受け入れたらいいのかわけがわからなかった。
ふとしたときに、急に涙がこぼれそうになる。
数日闇の中にいたときに、ふと思いました。
一人暮らしをする娘を送り出す親の気持ちって、こんな感じなのかな。(←残念ながらわたしに娘はいません)
これからいろんな世界に羽ばたいていって、いろんな経験をして、たくさんの出会いがあって、きっと素敵な人生が待ってる。だから、喜んで送り出したい。
でも、毎日一緒にいるのが当たり前だったから、それがなくなることがあまりに寂しくて想像ができない。
…そうか。
やっぱりわたしはどこまでいってもお母さん目線なんだな(笑)
そうおもったら、なんだか気持ちの整理がついたようにおもいます。
今は会うことができなくて、それが不安でもどかしいけど、きっと会えたときに、ありがとう、おめでとう、いってらっしゃい、て笑顔で送り出せるとおもいます。
珠理奈
23歳のお誕生日、おめでとう。
これからもたくさんいろんなことが起きると思うけど、あの日交わした約束、忘れないでね。
何があっても、どんなときも、これから先もずっと、珠理奈が大好きです。
宇宙一の自慢の推しです。
これからもずっと見守っています。