
今日大学に来て頂いたアーティストは29歳。年齢もさほど遠くなく(私は23歳)、年齢の近いアーティストの話しを聞くのは刺激的。
彼女達の境遇は
セイラ・カメリッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボ出身)
ミリツァ・シモノビッチ(セルビア・モンテネグロのベオグラード出身)
と、戦火ど真ん中。私たち現代の日本人にはニュースの世界。もはやそれ以上なはずです。そのなかでアート作品を作る。政治的な事を表現する言語の役割のようで、もしくは個人的な感情を表す彼女達の癒しでもあるようで。ある意味アート作品が生まれて来るだろう場所でもあるかもしれません。
講演会の中での質問に、日本人などはそのような環境に置かれていないので、彼女たちのような作品の考えは生まれてこないのではないかというものがありました。実際、私たち自身その事に気づきつつも、そこを最終的な逃げ場にしている事もあるし、やはり彼女達のようなアーティストとどこか自分責任に対する考えが違うのかもしれません。
彼女達の友人にも、彼女達がもつようなテーマ(例えば戦争や政治的な事)がないと言う人が何人も居るようです。
かといって、いくら大きな影響力をもつ主題が自分になかったとしても、その境遇に至って作品をつくりたいかと言われれば、実際そうではありません。自分の国が無くなったり、大切な人を殺されたり。それを体験した事もなく、彼女達の境遇を追体験する事もありません。私は同情はできますが、それではない、何かを彼女達の作品から見いだし、そこから何か自分の考えを照らし合わせていたり、発展させたり。自分の中でだけでも、外でも。まずは何かを受ける事ができたらと思います。
しかし、日本は平和だなぁ…平和な人だらけじゃないかも知れないけれど。少なくとも、海外旅行はそれなりに保証されている気が。
あーー、モナコGP行きたい!!!!
今日の講演会「もうひとつの万博」http://spikyart.org/anotherexpo/